ウォシュレットのノズル掃除~キッチンハイターで簡単キレイ~
洗浄便座のノズルはいざ掃除をしようと思っても、どうやって掃除したらいいのかわからない人もいると思います。そこで今回は、お掃除スペシャリストのりんごさん(@ririri031)に、自宅にあるものでできるノズル掃除の方法を教えていただきました。
りんごさん(@ririri031)
お掃除スペシャリストの資格を持つ。短時間で簡単にキレイを保つ掃除術をSNSで公開。
インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/ririri031/
ウォシュレットのノズルが汚れる原因とは
ウォシュレットのノズルが汚れる原因は「水垢」と「カビ」。
まず、「水垢」ですが、ウォシュレットのノズルは水を噴射する部分なので、水が触れる時間が多い場所。そのため、水垢が溜まりやすい部分でもあります。
そして、「カビ」ですが、ノズルが普段しまわれている場所は湿気が高い場所。そのため、水垢が放置されているとカビが発生しやすくなるんです。
カビが発生すると臭いの原因になることも。
水垢・カビをそのままにせず、定期的にお手入れすることが重要といえるでしょう。
ウォシュレットのノズル掃除は、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤で◎
トイレの掃除をする際、便座や床、壁などを拭いたり磨いたりはするけれど、ウォシュレットのノズル掃除もしている、という人は意外と少ないもの。
ウォシュレットのノズル部分は、水垢やカビが発生しやすい場所で、汚れをそのままにしておくと、故障の原因になることもあります。
りんごさんによると、ノズルの穴の掃除は歯間ブラシとキッチンハイターで簡単にできるそう。歯間ブラシとキッチンハイターを使って、どのようにノズルを掃除するのか、その方法を紹介します。
洗浄便座のノズル掃除に必要なもの
ウォシュレットのノズル掃除に必要なものは
歯間ブラシ
塩素系漂白剤(キッチンハイター)
必要ならノズルの蓋を止めるテープ
トイレ用の掃除シート
洗い流すための水や水をかけるための容器
手袋(使い捨てタイプが片付けも楽です)
の6つ。
1つ目の歯間ブラシとは、針金にナイロンの毛をつけたものやゴム製の小さなブラシで、歯間部に残ったプラーク(歯垢)を効率よく取り除くためのものです。歯間ブラシがない場合は、爪楊枝でもノズルの穴にフィットするので、爪楊枝で代用してください。
2つ目の塩素系の漂白剤にはいろいろな種類がありますが、りんごさんが使っているのは『キッチンハイター』。
液体と泡タイプとがありますが、液体だとトイレットペーパーなどで除菌したい部分に貼り付ける手間が必要であるのに対し、泡タイプは吹き付けるだけでOK。手間を省くことができるので、トイレ掃除には泡タイプがおすすめです。
塩素系の漂白剤を使う際の注意点として、酸性の洗剤やクエン酸などと混ざらないようにすること、そして、換気をすることがあげられます。、また、肌を守るために手袋やマスクを着用するようにしましょう。
ウォシュレットのノズルは、掃除のためにボタン一つで出てくるタイプのものや、引き出さないと出てこないタイプのものがあります。りんごさんの自宅は、ノズルが出てくるタイプだそうです。
蓋を支えないと掃除がしづらいウォシュレットの場合は、テープで蓋を止めてから掃除を始めましょう。
洗浄便座のノズル掃除の方法
ノズル掃除はまず除菌から行います。
『キッチンハイター』をノズルの入り口に直接かけ、数分おいたら、一度水で流します。
コップや容器に水を入れて、かけるようにすると泡を簡単に流すことができます。
塩素系漂白剤の泡が流れたら、ノズル本体の掃除を始めます。ノズルの掃除方法ですが、掃除機能ボタンがある場合は、押せばノズルが出てくるので、掃除機能ボタンを押してください。
ボタンが無い場合は、ノズルの先端をつまんで引っ張り出します。その際、ノズルの先端を無理に引っ張ったり、回したりしないように注意しましょう。
ノズルを出したら、漂白剤をかけて除菌します。
りんごさんは、数分おいたあと、一度洗剤を軽く流し、トイレ用の掃除シートで全体を拭くようにしているようです。
続いて、水が出る穴の掃除です。歯間ブラシを穴に入れて掃除していくのですが、歯間ブラシはウォシュレットと便器の隙間や、細かい溝にも入るので、なかなか手では届かないところもこすりましょう。
歯間ブラシの代用として、爪楊枝も使えます。ちょうど穴のサイズに入るので試してみてください。
歯間ブラシや爪楊枝なら、掃除が終わった後に手袋ごと裏返し、捨てることができます。手を汚さずに済むので楽ですね。
掃除が終わったら、水で洗い流して終了です。洗剤が残らないように水でしっかり流すようにしてください。
ノズル掃除の頻度
ノズル掃除の頻度についてりんごさんに伺ったところ、普段のトイレ掃除は、掃除シートやトイレ用洗剤で掃除を行い、週1回くらいのペースでノズル掃除までしっかり行っているそうです。
あまり時間をかけられないという人は、便座などの掃除をするタイミングで、ノズルも掃除シートでさっと拭いておきましょう。
汚れをためないようにすれば中性洗剤で十分キレイになります。除菌もしっかり行いたい時は塩素系漂白剤、水垢が気になる時は酸性の洗剤など、トイレ掃除の度に洗剤を変えるのもおすすめです。
塩素系と酸性の漂白剤を一緒に使うことは危険なので、別々の掃除の機会に使ってください。
ウォシュレットのノズルを衛生的に保つには、月1回、しっかり掃除するのがおすすめです。
掃除機能のついているノズルの場合は、機能なしに比べてキレイな状態を保ちやすいはずですが、知らない間に汚れていることもあるので、時々チェックしてください。
おわりに
デリケートな部分を洗浄するところなので、ノズルはキレイにしておきたいですよね。ノズルの掃除は、拭き掃除しかしたことがなかったので、早速、歯間ブラシで掃除をしました。フィットして気持ちよく掃除できます!ノズルの穴の汚れが気になっていた人はぜひ、歯間ブラシでの掃除を真似してみてください。
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