アメリカの学生ローンの返済がいかに過酷かわかるツイートが話題 「利率やら複利やらが法律に違反してないのが驚き」「若者の夢も希望も可能性も全て殺す」

アメリカでは大学進学のタイミングで自立することを求められる若者が多かったりします。

裕福な家庭で生まれ育った若者であれば高額な大学の授業料は親が全額負担したり、スポーツや勉学の能力が突出していれば返済不要のスカラシップが付与されたりするケースもありますが、大学進学者のほとんどは返済義務のある学生ローンを組んで学費を捻出します。

学生ローンの負担がどれほど大きいかを物語るツイートが話題を呼んでいます。


https://twitter.com/thesarahkelly/status/1301276120709505024

話題を呼んだのは「民間業者から学費として3万8876ドル(約413万円)の借金をしました。卒業後、3万1501ドル(約334万円)を返済しました。借金残高は? 4万7023ドル(約500万円)」というツイートです。

投稿主はスポーツ・イラストレイテッドでエディターとして働いているサラ・ケリーさん。一般的に私立大学よりはるかに学費が安く済む州立大学のカンザス大学の卒業生であるケリーさんでも、学生ローンの負担が厳しいことがわかります。

このツイートには多くの反応が集まっています。


https://twitter.com/terrormarie/status/1301284810527109120

「21才以下の飲酒は法律違反なのに、元本の3倍以上返済しなきゃいけないローンにはサインさせるのよね」


https://twitter.com/RubinsRants/status/1301290208768520193

「(大学や大学院などの)高等教育はそもそも“集金マシン”ではなかった。アメリカ政府は学生ローンが経済全体にもたらす悪影響に対処する必要がある」


https://twitter.com/KyloRenzer/status/1301294379240501248

「ヨーロッパの多くの国では、大学の学費と医療は無料か驚くほど安価だよ。フランスだと、優秀な学生なら月給付きでエリート大学に通えるし。アメリカとヨーロッパの両方のシステムを知ってるから、アメリカがどれほど素晴らしいかを語られると笑っちゃう」

他にも以下のような声が集まっています。

・アメリカの教育費用は非常識なんてもんじゃない
・学生ローンは若者の夢も希望も可能性も全て殺す
・毎月1000~2000ドル返済しても元本がちっとも減らないのよ
・学生ローンで借りた5万ドルを12年かけて返済したのにまだ借金残高が4万2000ドルもあるんだ
・いろんな種類のスカラシップを活用したり親からお金を借りたりしてなるべく学生ローンで借りる金額は少なくすること!
・自己破産の手続きしても学生ローンの負債だけは残るんだよね
・学生ローンのシステムは崩壊している
・軍隊で何年か勤務すれば学費は格安になるけど
・大学の授業料は年々上がるけど、大学卒業した人たちの給料はそれに比例するほど上がってないのにな
・学生ローンもマフィアから借金するのも大差ない
・授業料が急激に上がったのは、この2~30年の間に州政府から州立大学への援助が減ったからよ
・大学へは進学しないほうがいいのかな・・・
・学生ローンの利率やら複利やらが法律に違反してないのが驚き

※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/thesarahkelly/status/1301276120709505024

(執筆者: 6PAC)

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