【なんか小さくてかわいいやつ】大ヒット映画「ちいかわ 人魚の島のひみつ」公開を機に考える / ちいかわの世界

ナガノ先生が描く、なんか小さくてかわいいやつらの物語、それが「ちいかわ」。日本のみならず海外でも「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」が公開され、多くのファンが歓喜している。映画公開を機に「ちいかわ」の世界とその魅力を知った人類が多い。

「ちいかわ」の世界を分析

そこで今回「ちいかわ」の世界を分析し、現時点における情報をお伝えしたいと思う。不明点や不明瞭な点は考察・推測・暫定も含む。これにより、皆さんのちいかわ愛が深まればと思う。

ちいかわ世界の生物 / 大きく分けて5つに分類

「ちいかわ」や関連作品に登場するすべての生物は、大きく分けて5つに分類できると考える。ちいかわ族、亜人間、バケモノ、キメラ、管理者だ。

ちいかわ族:
ちいかわ、ハチワレ、うさぎ、ラッコ、くりまんじゅう、モモンガ、かに、グレーの子等

「なにかしらの動物がベースとなった生物と考えられる。人類的な感情を持っているものの、言葉を話せたり話せなかったりする。知能差もあると考えられるが、意思疎通はできるため、知能より「表現能力に違いがある」というべきだろう」

亜人間:
島二郎、おで、やまんば、ナグリビト、けん玉おじさん等

「人類と同様の肉体をしており、さらに言葉を話すこともできる知能の高さがある。攻撃性があるパターンが多く、優しくともパワー型の場合がほとんど。討伐対象になっていないため、管理者が管理しきれていない存在、またはあえて放置している存在といえる」

バケモノ:
でかつよ、ギチギチ、中止、でかい鳥、セイレーン、象等

「ちいかわ族を食べるなど、ちいかわ族にとって脅威的存在。悪意があるかどうかは別として、生きるために捕食していると考えられる。管理者によって討伐対象になることが多いため、管理者にとっても手に負えない存在。どうして発生した生物なのかは不明だが、なんらかの生物実験の結果生まれた存在といえるかもしれない。人類の言葉を理解し、話すこともある」

キメラ:
キメラ、お面キメラ、あのこ等

「明らかに人為的に合成させられた存在と考えられる。攻撃しないパターンもあるが、少なくとも威嚇してくるため、攻撃性があるのは事実。もともとはちいかわ族だった可能性が極めて高いが、バケモノがベースとなっている可能性もある。人類の言葉を理解し、話すこともある」

管理者:
鎧さん、ナガノ先生(くま)

「世界の「理」(ことわり)を理解している存在。鎧さんたちは鎧を身に纏っており、無防備なちいかわ族の世界で異質な存在。その完全防備ともいえる装備が「ちいかわ」世界の危険度を表している。また、ちいかわ族のようすを観察し、データを集めているような描写もあるため、ある意味、ちいかわ族を実験対象として管理している感が強い。ナガノ先生の化身とも言われているくまは、うさぎと触れ合ったことがあるが、2026年現在、ほぼ、ちいかわ族と触れ合うことがなくなった」

ほか、魚やタコや虫などもいるが、それらは、我々の世界と同じ存在だと考えられる。また、マンボウや流れ星など、どの分類にも当てはめられない存在もいる。ちなみにマンボウはシステムのバグ、または生命体ではなく機械に近いものであると考えるが、真相は不明だ。


ちいかわ族の知能

ちいかわ族には、人類の言葉を話せたり、話せないが他のちいかわ族と意思疎通ができたりなど、言語能力に差がある。ベースとなっている動物の知能の高さに依存している可能性があるが、筆者はそうでないと考える。

少なくとも、ちいかわ族の言語能力の差は「ベースの動物かどれだけ人類に近い存在だったか」にあると考える。たとえば、猫がベースのハチワレは人類の言葉が堪能で雄弁だ。しかしネズミがベースといわれているちいかわは、ほとんど人類の言葉は話せない。でも、少しだけ話せる。

これは何を意味するのか? 人と触れ合う存在だったかどうか(人の近くにいたかどうか)で、話せるかどうかが決まっている可能性が高いのである。

ネズミ: 人類とは暮らさないが、屋根裏・床下・道端にいる
猫: 人類とともに暮らしている
うさぎ: 人類に近いが、ほぼ一緒に暮らさない
シーサー: 人類とともに暮らし、人類を守っている
ラッコ: 人類とは暮らさないが、水族館・動物園で人気者
カニ: 人類とは暮らさない
モモンガ: 人類とは暮らさない
カワウソ: 人類とは暮らさない

ちいかわ(ネズミ): 少しだけ話せる
ハチワレ(猫): 話せる
うさぎ: 話せない
シーサー: 話せる
ラッコ: 話せる
カニ: 話せない
モモンガ: 話せる
くりまんじゅう(カワウソ): 話せない

言語能力は魂の知能に依存していると考える

先ほど少しだけ述べた「ベースの動物の知能によって話せるかどうかが決定している」という説は、否定する理由がある。かつて、ちいかわ達の魂が入れ替わったことがあったが、言語能力は魂の知能に依存していた。つまり、魂が別のちいかわ族に移動しても、元の肉体が持つ脳機能が維持されていたのである。

ちいかわ族の脳容量と質はどれも一定である可能性が高い

高い知能で育った魂が、低い知能の肉体に入っても言語能力が維持されていたわけで、ちいかわ族の脳容量と質はどれも一定である可能性が高い。やはり、言葉を話せるかどうかは、「ベースの動物がどれだけ人類に近い存在だったか」が重要ポイントであろう。

モモンガは人類に近い存在とは思えないが話せる理由

ちなみに、モモンガは人類に近い存在とは思えないが、人類の言葉を流暢に話す。これはモモンガがバケモノのでかつよだからであり、でかつよ時代は人類の言葉を話す知能があったと考えられる。では、元モモンガのでかつよはどうして言葉を話せるのか? モモンガの魂がでかつよに移行した影響が大きいと言える。「ちいかわ族とちいかわ族」の魂移行であれば、もとの言語能力が反映されると考えられるが、「ちいかわ族とバケモノ」の魂移行の場合、知能になんらかの影響が生まれてもおかしくない。


ちいかわ族は過去の記憶がない

ちいかわ族は、過去の記憶がない。明確にいえば、連載以前の記憶が語られること、思い出すことがほぼない。直近の思い出はあっても、数年前の記憶、幼少の記憶、両親の記憶などがないのである。もちろん、これから語られる可能性はあるが、現時点で過去を思い返すことはない。

ちいかわ族は今のことしか考えていない

そもそも、ちいかわ族は、いまの自分のポジション・人生に関して何も疑問に思っていない。どうしてそこにいるのか? 自分は何者なのか? 過去はどうだったのか? ……など、いっさい疑問に思わないし、追求したい気持ちがないのである。しかし、今を必死に生きることはする。ちいかわ族は今のことしか考えていないのである。

それはどうしてか? その答えは明確で「過去がないから」だろう。つまり、この世界において、生まれたてなのである。管理者またはそれより上位の存在に「ある程度の記憶と知能だけ与えられて世界に放たれた」と考えるべきだ。まっさらな状態で、薄く浅い記憶と知能だけでポッと生まれたのである。

思い出さない、思い出せないのではなく、思い出す必要がないのである。思い出す過去がないのである。それであれば「思い出せない」などと悩むこともないし、思い出そうとすることすらしないのも理解できる。この件に関して真相を知っているのは鎧さん、そしてナガノ先生ぐらいだろう。

湧き処は人類の遺物+自然融合のバグ

ぶっとび理論だと思われるかもしれないが、おそらく、ちいかわ世界は人類が滅亡した後の世界の可能性がある。そうしたほうが理論的に辻褄が合うのである。鎧さんたちは地球外知的生命体または人類の生き残りで、人類がいなくなった地球で、ちいかわ族を対象に実験・観察している。

人類がいなくなり、暴走したグルメ自動生成システムと自然が融合し、バグが発生した結果、料理の湧き処が発生。偶発的に「ちいかわに食糧を供給するシステム」として利用価値が生まれたと考える。人類の遺物がちいかわ族たちを救っているわけだ。たとえば、人類が消えても動き続けているパン工場。……と考えればわかりやすいだろう。

もうひとつの説として「管理者がちいかわ族の餓死防止のため意図的に設置したシステム説」というのもあるが、どちらにしても真相は不明だ。


<ちいかわ世界 / 考察・推測・暫定>
ベース動物が人類に近いほど言葉を話す
主要生物は5つに分類できる
ちいかわに過去の記憶はない
湧き処は人類の遺物+自然融合のバグ

もっと気楽に生きていける

われわれ人類は、あまりにも先のことを考えすぎだ。しかし、ちいかわ族のように、今と「ちょっと未来」ぐらいのことを考えて生きれば、もっと気楽に生きていけるかもしれない。友情、努力、勝利、「ちいかわ」から見習うことは多いといえるだろう。

まだ「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」を観てないなのであれば、観たほうがよい。この記事で述べたことはすべて考察・推測・暫定を含むものだが、映画を観ることで、この世界の深いところまで「真実」を知ることができるかもしれない。


(執筆者: クドウ秘境メシ)

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