【衝撃】中国人にとって中国残飯禁止法は文化を揺るがす死活問題か / 中国は来客が残すほどメシを出すのが礼儀なのか
中央日報によると習近平中国国家主席が「食べ物の浪費現象は見るだけでも身震いし心が痛むほど。器に盛られた食べ物と米1粒ごとに農夫の苦労がにじんでいるのがわからないのか」と発言し、食糧を無駄にしたり、大食いなどで過剰に摂取している実態に対して強く批判的な意思を示したとしている。
・すべての中国人がそうではないが
中国人家庭の一部では、「来客が食べきれないほど料理を出すのが礼儀」と考えている家庭も存在する。すべての中国人がそうではないが、家庭の食文化として来客が食べきれないほどの料理を出す家庭があるのは事実だ。
・そのような考えを持つ中国人がいるのは事実
それを見栄とも、富の誇示とも、客に対する配慮や気遣いとも、あらゆる見方ができるし、その良し悪しは抜きにして、家庭の食文化として、そのような考えを持つケースがあるのは事実である。
中国残飯禁止法 残すは当然ダメですが、会食の人数-1とのこと、3人なら2品まで 2人でデートは一品しか注文できません。 2人で一つのおかずを食べながら愛を育む。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) August 16, 2020
・習近平中国国家主席の発言は大きな衝撃
決してすべての中国人が「食べ物を残すほど出すのがマナー」と考えているわけではないが、そもそもそのような文化の中で生きてきた人もいるわけで、今回の習近平中国国家主席の発言は大きな衝撃を与えているはずだ。
・料理が足りなくなることがないように大盛りでふるまう
もともとは中国人で、現在は日本に帰化している女性に話を聞いたところ「あくまで私の感覚でしかありませんが、食べきれないほど料理を出すのがマナーというより、料理が足りなくなることがないように大盛りでふるまうことが多いので、必然的に残ってしまうことがよくありました」とのことだった。
つまり「足りなくなることは失礼だから、不足しないように多く出す」ということか。それであれば、日本や他の国にも同様のケースはあると考えられる。皆さんは今回の中国残飯禁止法(仮称)に対して、どのように考えているだろうか。
もっと詳しく読む: 中国人にとって中国残飯禁止法は文化を揺るがす死活問題か / 客が残すほどメシを出すのが礼儀なのか(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/08/19/china-leftover-food-prohibition-act/
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