スイカの切り方はどうしてる?割れない切り方もご紹介!

スイカの切り方はどうしてる?割れない切り方もご紹介!

スイカの切り方というと、縦に4つ割りにしてから等間隔に切りわけるという方が多いことでしょう。しかしこの切り方では、部位によって味の差がつきものです。どのスイカも同じように美味しくて、切るときに割れずにすむ切り方をご紹介します。

どこを食べても美味しいスイカの切り方って?

スイカを切るときに気になることは、「どのような切り方をすれば、全てのパーツに美味しい部分がいきわたるだろう?」ということでしょう。

 

スイカの一番美味しい場所は実の中心部分に集中しています。もちろん誰でも一番美味しいところを食べたいことはいうまでもありません。だからこそ「均等に切りわける方法を知りたい」と思う方は多いのではないでしょうか?

 

スイカは用途にあわせて、さまざまな切り方で楽しめるフルーツです。スイカの切り方にはいくつか種類があり、その中にはすべてのパーツに美味しい場所をいきわたらせる切り方もあります。

 

スイカの切り方をマスターして、みんな笑顔で楽しんでみませんか?スイカを割らずに切る方法もご紹介します。

 

 

スイカの種類

スイカを買うときに、種類を気にして買う方はほとんどいないことでしょう。サイズや産地を気にすることはありますが、通販でもない限り品種名で売っていることはまずありません。普段買っているスイカにはどのような品種があるのかご紹介します。

 

大玉スイカ

平均の重さは3~5kgほどですが、大きいものになると7~9kgになるものもあります。最もポピュラーなスイカですが、その大きさからカットされて売られていることも多いです。サイズが大きいものの方が甘みが強く、シャリッとした食感が楽しめます。

 

品種の数も多く、「縞王」「富士光」「甘泉」「祭りばやし」「太陽」などさまざまです。

 

小玉スイカ

重さは1.5~3kgほどで、丸ごと冷蔵庫にも入るサイズです。大玉スイカと比較して、外見や甘さに大きな違いはありません。しかし、皮が薄いことから可食部が多いのが特徴で、甘みも十分です。主な品種として「紅小玉」「ひとりじめ」「紅しずく」などがあります。

 

黄色スイカ

果肉が黄色いスイカで、クリームスイカの名前でも売られています。赤い色素の「リコピン」がない代わりに、黄色い色素の「キサントフィル」を含むため、果肉が黄色くみえるスイカです。

 

元々は甘みに欠けるスイカでしたが、品種改良の結果、糖度も高い品種が出回るようになりました。品種では皮が黒くて大玉の「おつきさま」をはじめ、小玉では「おおとり」「ひまわり」などが売られています。

 

 

四角いスイカ

香川県善通寺市だけで栽培されているスイカで、約50年の歴史を持つスイカです。品種が特別なのではなく、プラスチックのケース内で栽培することで四角にしています。未成熟な状態での収穫になるため味はイマイチとのことですが、ディスプレイ用として人気が高く、1玉1万円を超える高級スイカです。

 

近年形のバリエーションも増えていて、四角以外にも三角形やハート形のものもあります。特にハート形の物は味もよいとのことです。海外からも注目を集め輸出もされている名物スイカになっています。

 

このほかにも皮が黒い黒皮系や、黄色と金色の縞模様の皮をした太陽スイカ、種の無い種なしスイカなどがあり、贈答用や家庭菜園用など数多くの品種があるので、通販などで取り寄せてみるのもおすすめです。

 

 

スイカを均等に美味しく切る切り方

スイカの切り方で迷うのは、どうやったらすべてのパーツに最も甘い部分がいきわたるかということでしょう。では実際、どのように切ればよいのでしょうか?

 

切り方は簡単で、まずは横に半分に切ります。すでに半分や1/4にカットされたスイカを買ってきた場合も、真ん中から半分に切ってください。後は縦にして縞模様にそって切りわけるだけです。これですべてのピースに一番甘いところがまんべんなく入ります。

 

丸ごとのスイカを切りわけるときは、横半分に切った後に端の部分を切り落とすと、その部分を下にして切ることで、安定して切りわけることが可能です。

 

スイカの種を取り除きやすい切り方は?

 

スイカの種は、スイカの繊維の中でも栄養を送る「維管束」を中心に、Vの字を描くように並んでいます。そのため、スイカを横に切って種の位置を確認したら、種のある線にそって切りわけてください。

 

そうして切りわけたスイカをみると外側に種が付いているので、後はその種をキレイに取り除くだけです。ほとんど種が残ることはありません。大きさもほぼ均等になるので、種が気になる方は試してみてください。

 

 

スイカの切り方にはどんな種類がある?

スイカの切り方にはいろいろな種類があります。その中からいくつかご紹介しましょう。

 

スティック

「アメリカ式」とも呼ばれる切り方で、文字通りスティック状にする切り方です。縦に半分に切ったスイカの切り口を下にして、あとは縦と横に格子状にカットしていきます。取りやすくて食べやすく、手や口も汚れにくいので、パーティなどでおすすめです。

 

サイコロ

「ブロック切り」とも呼ばれるスイカの切り方です。スライスしたスイカを棒状に切り、皮の部分を取り除いたら、あとは四角にカットします。お弁当の付け合わせやパーティなどに、ピンを付けて添えると食べやすいです。

ただしこの切り方は、ブロックによって甘さに差ができてしまう欠点があります。

 

器の形にする切り方

スイカを横に半分に切ったら、底になる端の部分が安定するように薄く切ります。後で中をくり抜くため、切り過ぎないように注意してください。次に縁を好みの深さにギザギザにカットしていきます。フルーツナイフなどを使うと扱いやすいのでおすすめです。

 

あとは中身をフルーツボーラーなどで丸くくり抜いたり、皮の近くをスプーンでかいて取り出します。最後にできた器に丸くくり抜いたスイカなどを盛りつけたら完成です。

 

 

スイカが割れないように切る切り方は?

スイカを切ろうとしたときに、包丁を入れた途端に割れてしまったことはありませんか?実はちょっとした手間でスイカが割れてしまうことを防ぐことができるのです。

 

「逃げ包丁」と呼ばれる切れ込みを入れることで、スイカが割れるのを防ぐことができます。ヘタの付け根や下の部分に包丁の角を刺していくだけです。大きいスイカや、どうしても割りたくないときには、全体に逃げ包丁を入れてもよいでしょう。

 

これだけでスイカが割れることは滅多になくなるので、ぜひ試してみてください。

 

おわりに

スイカは夏を代表するフルーツです。渇きを癒すのにも体を冷やすのにも、これ以上のものはありません。スイカは上手に切りわければ、みんなが美味しく楽しめます。ぜひスイカの切り方をマスターして、存分に味わってください!

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