登板する姿を見てみたい!アマチュア時代に投手経験のある野手

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8月6日に甲子園球場で行われた阪神対巨人の試合で、野手登録されている増田大輝選手が8回1死無走者の場面で登板する珍しい場面がありました。

巨人では2リーグ制以降、野手登録の選手が登板するのは史上初めてだそうです。

大量リードされた場面で、投手陣を休ませるために野手を登板させるのはメジャーリーグではよくある作戦なんです。この日の巨人は11-0で大きくリードを許しており、投手を休ませるための原監督の作戦。増田選手は打者3人に1四球を与えただけで無失点に抑えました。

日本ではまだまだ根付いていない作戦ですが、過密日程の今シーズンでは増えそうな“野手登板”。そこで今回は、登板する姿を見てみたい「アマチュア時代に投手経験のある野手」を調べてみました!

根尾昂(中日ドラゴンズ)

ドラゴンズ期待の若手・根尾昂選手は、大阪桐蔭高校時代、投手、遊撃手、外野手と多くのポジションで活躍しました。野手としても投手としても完成度が高く、プロ入りの際は野手、投手どちらでプロ入りするのか、二刀流に挑戦するのかなど話題になりました。
高校時代の最速は150㎞。もし登板機会があれば、本職投手並の剛速球が見られるかもしれません!

今宮健太(福岡ソフトバンクホークス)

球界を代表する遊撃手のひとりである今宮健太選手は、大分・明豊高校時代に甲子園に出場し、投手として150キロを超えるストレートを投げていました。
2019年の秋季キャンプでは下半身強化のためブルペンで投球し、140㎞を記録したそうです。

中田翔(北海道日本ハムファイターズ)

ファイターズの4番・中田翔選手は大阪桐蔭高校時代、1年生で150㎞のストレートを投げていた怪物投手でした。中田選手本人も「肘を壊していなかったら、投手としてプロに行っていた」と語っています。しかし2年生の春に肘を故障。故障前の球速に戻らなかったため、野手に専念することにしたそうです。
しかしルーキーイヤーの春季キャンプではブルペンで投球を披露したことがあり、このときの最速は143㎞でした。
(Written by 大井川鉄朗)

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