スマホ疲れに新しい選択肢? ハイネケンがつくった世界一退屈なスマホ“The Boring Phone”とそのアプリを試してみた
年末が近づき、忘年会も増えるシーズン。
久しぶりに会える友達や家族と集まる時間が増える貴重なタイミングですが、ついついスマホを見ちゃう手が止まらないことが少し悩みな最近です。
2024年9月にビール会社ハイネケン・ジャパンがスマートフォンを利用する 20~50代を対象に行った調査では、80%が「友人や家族と一緒の時間を過ごしているときに、ついつい習慣的にスマホをチェックしてしまう」と回答したそうです。
「世界一退屈な携帯」“The Boring Phone”が登場
そんな中、ハイネケンがBodega x HMD Globalとコラボしてつくったガラケー、“The Boring Phone”が今年の春に登場。日本では展開されておらず、海外にて限定5000台で展開されているそう。
今回は編集部に届いた1台を触ってみました!
懐かしすぎるパカパカのケータイ
スケルトンにグリーンが基調のボディー。
表のディスプレイにはビール会社らしいハイネケンで乾杯する画が。
使える機能は「SMS」、「メール」、「写真」、「Quick Snake」という簡単なゲームのみです。
あまりにシンプルな機能たちのおかげで、まんまと手持ち無沙汰に。ついついスマホを開いてしまう癖もなくなりそう。
ガラケーならではの操作ボタンを押さないと機能しない仕様にさえ懐かしさも感じます。
アプリ版“The Boring Mode”(退屈モード)がアジア初登場!
残念ながら“The Boring Phone”は日本での展開がないのですが、なんとハイネケン・ジャパンが2024年10月に同様の機能を持つアプリをローンチ。アジアでは日本だけみたいです。
スマホがもつ面白さを意図的に減らすことで、人と人が実際に交流することの大切さ、リアルが充実することの楽しさを改めて実感してもらうためにこのアプリを開発したそう。これはビールを片手に話が弾みそうです。
実際に“The Boring Mode”を使ってみた
アプリを開いて早速BORING MODEをオン。
The Boring Phoneを模した、こちらもガラケーのようなデザインが可愛い。
実際にアイコンをタップしても、下の操作ボタンをタップしても使えます。
メニューにはQuick Snake、カメラ、メール、Sports Check、DIY Taxiの5つのアプリ。
The Boring Modeと言いつつ、使えるアプリが思ったよりあって驚きですが、実際にメールやSports Checkを開いてみると……「そんなことに携帯電話を使わず、楽しい時間に戻ろう」と意見してくれました。
少し物足りなく感じる反応もさえもレトロな魅力です。
カメラ機能でトレンドのデジカメ風な写真も撮れちゃいました。年末年始もこれで写真を撮れば話題にできそうです。
とはいえつい癖で、SNSを開いてしまう。だけど、アプリを開くと今目の前にあるリアルに戻るよう促すメッセージが。ただスマホを開けないだけではなく、友達との会話を促されるのは面白いです。
友達との時間があるときはアプリでThe Boring Modeに設定すれば、リアルの場を楽しみたいという気持ちが見えて素敵かも?
他にもハイネケンはグローバルブランドならではの面白い取り組みを世界中でしているようです。ぜひ友達や家族との大切な時間は“The Boring Mode”で過ごしてみては。
アプリ概要
The Boring Mode(退屈モード)
ホーム画面よりアプリを起動させ画面の指示に従い Boring Mode をオンにするだけ。
ついつい使いすぎてしまうアプリからの通知をブロックしましょう。楽しいリマインダー機能もあります。
このアプリを使うことで 2024 年春に話題になった The Boring Phone(世界一退屈な電話)を、ご自身のスマホから体験できます。
※本アプリは20歳以上の方の利用を想定して開発しました。
App Store(iPhone 向け)
https://apps.apple.com/jp/app/the-boring-mode/id6479634148[リンク]
Google Play(Android 向け)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.heineken.theboringmode&hl=ja&pli=1[リンク]
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