夏に大活躍!ズッキーニの切り方アレンジ10種類
ズッキーニといえば、ラタトゥイユと思い込んでいませか?ズッキーニは癖がなく、生でも食べられるし、煮ては味のしみこみも早く、見た目もキレイ、皮を剥く手間もいらいないという、超優秀夏野菜です。ズッキーニの切り方を紹介しますので、さっそく使ってみてください。
ズッキーニの調理用途別の切り方10種
焼いても、煮ても、蒸しても、生でも食べられるズッキーニは、料理初心者でも簡単に使いこなせる野菜です。色々な料理に合わせた、ズッキーニの切り方を紹介します。
輪切り
ズッキーニを洗ったらヘタを切り落とし、端から切っていきます。数ミリ程度の厚みが合ったほうが美味しく食べられます。
油との相性が良いので、オリーブオイルでソテーし、塩コショウで味をつけただけで美味しく食べられます。ソテーしたズッキーニを、カレーに乗せても良いですし、生のまま炒め物などに加えても美味しいです。
乱切り
洗って両方のヘタを落としたズッキーニを、縦半分に切ります。端から一口大になるよう、包丁の角度を都度変えて切ります。
断面が大きくなることで、オイルや味の吸収がさらに良くなります。揚げびたしなどの、日本的な家庭料理で美味しくいただけます。
千切り
太めの千切りにしたズッキーニは、炒め物に使うと美味しいです。鮮やかな色を生かしたいときは、塩やハーブで味付けをするのがおすすめです。お弁当の彩にも最適ですから、すぐチャレンジしてみてください。
角切り
サイコロのような立方体に切るのが本来の角切りですが、ズッキーニの場合は、縦四つ割りにしたものを、厚く切って、サイコロのイメージが沸くような形を角切りとしましょう。
ラタトゥイユにおすすめの切り方ですが、ほかのスープでも相性抜群です。
1本切り
ズッキーニを縦半分に切り、真ん中の種の部分をスプーンなどで、こそぎ落とします。くぼんだところに具材を乗せオーブンで焼くと、見た目も豪華な主役になります。
ひらひら切り
ズッキーニをピーラーで、ひらひらのリボン上にスライスします。そのまま生でサラダに加えて食べても良いですし、ズッキーニで食材を巻いて串に挿すなど、バリエーションが楽しめます。
ズッキーニのラザニアなど、アイデアの活かしどころです。
すりおろし
ズッキーニをすり下ろしても使える野菜です。牛乳にブイヨンを加え煮立てたところに、すり下ろしたズッキーニを加え、塩コショウで味を整えます。
緑色のキレイなスープが出来上がります。冷まして冷製スープにしても、のど越しが良くて食がすすみます。
アコーディオン切り
洗ったズッキーニの両端を切り落としたら、アコーディオンの蛇腹のように切り込みをいれます。ズッキーニの両側に割り箸をおいて、下まで包丁が通らないようにすると簡単です。
切ったズッキーニの蛇腹のところに、チーズやハムなど、好きなものを挟みます。ホイルで包みオーブン焼きにします。キャンプ料理としても、豪快に楽しめる方法です。
くり抜き
ズッキーニを3㎝くらいのぶつ切りにします。真ん中をくり抜き、そこに具材を詰め込みます。蒸し焼きやグリルで火を通して食べます。くり抜くときは、底が抜けないように注意してください。肉詰めのようにして、そのままフライや煮物にしても美味しくいただけます。
シャトー切り
ズッキーニを3㎝~5㎝のぶつ切りにします。切ったズッキーニを、縦に四分割したものがシャトー切りです。
薄切り肉やベーコンを巻いてソテーすると、美味しいです。パン粉に粉チーズを混ぜてコクを出し、シャトー切りのズッキーニにからめて揚げるのもおすすめです。
生食ができる新鮮なズッキーニを選ぶポイント
最近は日本でも見かけることが多くなったズッキーニですが、比較的新しい野菜の一つではあります。見た目はきゅうり、食感はなすに近いものがありますが、実際はペポかぼちゃというかぼちゃ仲間です。
実が未熟なうちに収穫して食べるのがズッキーニですが、実際は1m近くもなる大きなかぼちゃです。カリウムが豊富で、カロテンやビタミンCもバランスよく含んでいます。
さて、そんなズッキーニを選ぶ際に注意したいのは、新鮮さです。新鮮なズッキーニの見分け方を紹介します。
ヘタの切り口
ヘタの切り口が乾燥したズッキーニは、収穫してから長時間が経過していることを意味します。切り口がイキイキしたズッキーニを選びましょう。
大きさに注意
ズッキーニは、大きければ良いというものではありません。太さが均一で、20㎝くらいの長さがベストです。大きすぎると、中が空洞のことがありますので、注意しましょう。
皮のハリや色味に注意
ズッキーニの色味と、皮のハリに注意してください。皮につやがあり、触ってふかふかしていないものを選びましょう。緑色であれば、深い緑色のズッキーニを、黄色であれば山吹色のような濃い黄色のズッキーニが新鮮です。
おわりに
ズッキーニは、和洋中、どんな料理でも使うことができて、とっても便利な野菜です。野菜の直売コーナーでも目にする機会が多くなりました。今まで使ったことが無いとしたら、勿体ない野菜ですから、積極的に取り入れてみましょう。
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