Vlogger必見!動画撮影を追求した「LUMIX G100」が8月下旬に発売
ビデオブログ「Vlog(ブイログ)」の人気から、動画機能の需要も高まりつつある昨今のデジタルカメラ市場。パナソニックもこの機能に着目。新製品「LUMIX G100」においても手軽に動画撮影を楽しめる機能が搭載される。発売に先駆け、7月28日に報道陣向けオンラインセミナーが開催された。
まずは近年注目が集まる「Vlog」について説明したい。Vlogとは「Video」と「Blog」を合わせた造語だ。一般的なブログの動画版であり、日常を動画で撮ることで思い出を残すというもの。料理や旅行、ファッション、メイクなどさまざまなシーンがVlogとして登場している。
オンライン化の加速などを背景に、ライフログを動画として楽しむ人が増加。ジャストシステムが実施した調査によると、Vlogの認知率は10代で57.8%、20代で52.1%と半数以上が知っているという結果に。さらに、Vlog視聴経験者に情報発信頻度を質問したところ、「日常的に情報発信している」「頻度は高くないが情報発信したことがある」と回答した人は55.8%に。盛り上がりを見せていることがわかる。
今月下旬に新発売される「LUMIX G100」。持ち運びに便利な小型軽量化を実現した。動画撮影に適した充実の機能と、スマートフォンとの連携が簡単に行えるのも特徴だ。スマートフォンよりもハイクオリティな撮影を楽しむ「Vlogger」をメインターゲットとしたという。
「Kキット」と「Vキット」の2種で販売。Vキットには自撮りに便利なトライポッドグリップが付属される。特筆すべき機能の一つが「高性能内蔵マイク」だ。一般的なカメラで動画撮影する際は外付けマイクが必要となるが、G100は内蔵マイクを搭載。外付けせずともクリアな集音が可能だ。内蔵されていることで荷物が軽くなるだけではなく、取り付ける手間も省ける。マイクにはノキアのOZO Audioという技術を搭載し、よりクリアな音の録音を実現。5つの集音モードが搭載され、撮影シーンに合わせて指向性を切り替えることもできる。
トライポットグリップはグリップのみで操作することができる。自撮りはもちろん、三脚としても使用可能だ。既存のLUMIXシリーズにも対応(※1)
する。
(※1:GH5・GH5S・G9・G99・G8にファームアップで対応)
さらに5軸ハイブリッド手ブレ補正機能を搭載。ジャイロセンサーと動きベクトルであらゆるブレを検出・補正する。旅先で歩きながら撮影する機会も多いVloggerには貴重な機能と言えるだろう。
モニターを反転させると撮影者にピントを合わせ、自動で露出を調整。さらに背景もより鮮明に写る。自動的にトラッキングモードに変わるので、撮影者の声をしっかり集音する。
さらに「スマートフォン転送ボタン」によって、ワンタッチでLUMIX Syncと連携。撮影した動画をスマホに転送して、SNSに投稿するという流れもスムーズになる。
市場想定価格は、「DC-G100K」が9万7千円前後(税抜き)、トライポッドグリップが付属する「DC-G100V」が10万2千円前後(税抜き)を予定。Vloggerはもちろん、手軽に動画撮影をはじめてみたい人にも最適な商品と言えるだろう。
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