京都「あじさい寺」三室戸寺 金運や健康、3つの神様にご利益祈願!
あじさいが美しい寺として知られる、京都・宇治の三室戸寺。毎年6月には大勢の観光客が訪れる。
この三室戸寺、本堂の境内に、動物の「神様」たちがいてご利益を授けてくれる。
本堂境内へはやや急な石段を上る必要がある。手すり付きではあるものの、けっこうキツい。登りきるとすぐに境内で、蓮の池が広がる。
まず目についたのは「宇賀神」で、「耳をさわれば福がくる、髭を撫でると健康長寿、しっぽをさすれば金運がつく」との説明書き。参拝客が次々と金運箱に小銭を入れて撫でていく。
宇賀神(うがじん、うかのかみ)は、財をもたらす福神として古くから信仰され、日本神話に登場する宇迦之御魂神(うかのみたま)に由来するとも伝わる。人頭蛇身の姿なのも特徴だ。
次に、本堂の前に立つ「福徳兎」に遭遇。説明文には「球中の玉子が立てば運気があがり、足腰健全になると伝えられています」とある。これも行列ができるほど人気だった。福徳兎には2つの穴があり、両手を入れて中の玉子を立てるのはなかなか難しい。諸説によると、応神天皇の子が宇治へ初めて来た時、このウサギが案内したという。
本堂の逆側にあるのが「勝運の牛」で、この手の牛は他の寺社でも見かける。ただ、「牛の口の中にある玉をさわると勝運がつくと伝えられています」とあり、口の中まで手を入れられるのは極めて珍しい。
横には若乃花、貴乃花の手形があり、この両者もチャレンジして見事に願い事がかなったとのこと。
三室戸寺へもし訪れたなら、アジサイ園とともに、ぜひ本堂へお参りして、3つのご利益参りもぜひ。恋愛成就というハート型のあじさい絵馬もおすすめ。
京都・宇治 西国第十番札所 三室戸寺
テレビ番組のリサーチャーによる情報サイト。 テレビ番組におけるネタ探しのプロが蓄積された知識とリサーチノウハウを武器に、芸能、雑学、海外、国内ご当地、動物など多岐に渡るジャンルをテレビ番組リサーチャー目線で発信しています。
ウェブサイト: http://www.nicheee.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。