知っておきたい!LEDシーリングライトの寿命と正しい捨て方

知っておきたい!LEDシーリングライトの寿命と正しい捨て方

シーリングライトは空間の演出などに効果があり、使っているご家庭も多いのではないでしょうか。特にLEDが一般的になった現在は、寿命の点からも利用しやすくなりました。では、LEDシーリングライトの寿命はどのくらいでしょうか。捨て方も一緒に解説します。

LEDシーリングライトの寿命は何年?

 

LEDシーリングライトの設計寿命は、1日10時間点灯し続けた場合と設定し、およそ11年間は交換しなくて済むようにと作られています。また機器の半導体の寿命は10年とされていますので、おおむね10年がシーリングライトの寿命ということができます。

 

シーリングライトは、壁に埋め込むタイプなので、簡単に交換作業をするということができないのが長寿命設計のポイントもあります。LED自体の寿命が長いことで、こうした設計を可能にしているということも挙げられます。

 

LEDシーリングライトの寿命の兆候とは

 

LEDシーリングライトは、突然切れたりはしないというLEDの特徴に準じます。LEDシーリングライトは、器具と一体型になっているものが多いため、器具の不具合も考慮して、寿命の兆候を紹介します。

 

暗くなったように感じる

LEDシーリングライトの寿命でお伝えした11年という数字は、明るさが70%まで低下した状態を基準としています。明るさに対する感じ方は、人それぞれ違いますので、なんとなく暗くなったように感じるのであれば、寿命と考えてもよいでしょう。

 

電球がチカチカする

チカチカしないのがLEDの特徴ではありますが、稀に基板の劣化によって蛍光灯のようなチカチカが発生することがあります。部品の交換はできませんので、寿命と考えてよいでしょう。

 

また整流器の不具合いで、シーリングライトがチカチカする場合もあります。

 

整流器とは、電流を交流から直流に変換したり、電圧をコントロールするための部品です。LEDは直流の電気で発光するため、これに不具合が生じるとチカチカするという現象が起きてしまいます。

 

また整流器のない状態でLEDシーリングライトを直接取り付けてしまうと、最初からチカチカすることになりますので、注意してください。

 

LEDシーリングライトの捨て方

 

LEDシーリングライトは、面倒でも、照明器具ごと捨てるのが普通です。大きさや使われている材質によっても、自治体の取り決めが違ってきます。

 

自治体のホームページで確認するのが一番適切な方法ですが、ここでは一般的なLEDシーリングライトの捨て方を紹介します。

 

また電球タイプのLEDライトを使用しているシーリング照明は、電球だけを交換することができます。その場合は、LED電球の捨て方に即した処分を行ってください。

 

LEDシーリングライトに使われている一般的な材質

LEDシーリングライトに使われている一般的な材質は、次のようなものになります。

 

・照明器具の本体となる金属

・アクリルや塩化ビニールなどを使ったカバー類(プラスチック)

・装飾などに使われるガラス

・枠や装飾などに使われる木

・付属品(リモコン・リモコンラック)

・LEDシーリングライトの発光部分

 

ゴミの回収で出すときは、粗大ゴミで出すか、不燃ゴミで出すかで、分別が変わってきますので注意してください。

 

粗大ゴミで捨てる場合

LEDシーリングライトを捨てる場合、大きさによっては粗大ゴミ扱いとなることがあります。自治体によって、1辺の長さが30cm以上とか60cm以上といった決まりがありますので確認してください。

 

粗大ゴミとして処分するときは、最初に自治体に粗大ゴミ回収の申し込みをします。回収手数料のチケットを購入し、シーリングライトに貼って回収場所に出しておきます。

 

この時も電球部分は取り外し、付属品と一緒に不燃ごみとして回収してもらいます。

 

不燃ゴミで捨てる場合

小さなLEDシーリングライトを、不燃ゴミで出す場合は、そのまま捨てることはできません。

 

電球・プラスチックカバー・金属に分けて捨てる必要があります。分解できないものについては、無理に分解する必要はないというのが一般的なルールですが、出来るだけ自治体の取り決めに従って処分するようにしましょう。

 

自治体のゴミ回収に出す以外の捨て方

LEDシーリングライトの捨て方は、あと2つあります。

 

まだ使用可能なシーリングライトであれば、中古品として買い取って貰うという方法があります。掃除をする手間は掛かりますが、苦にならないようであれば、一度チャレンジしてはいかがでしょうか。。

 

また、新しくシーリングライトを購入したときに、店舗で古いシーリングライトを引き取ってくれることがあります。

 

回収はしてもらえませんが、自分で持ち込めるようであれば、一度店舗に聞いてみましょう。費用も手間もかかからず、一番簡単な処分方法ですので、おすすめです。

 

おわりに

LEDシーリングライトの寿命は10年前後ですから、最近取り付けたものを廃棄するのは、凡そ10年後かもしれません。LEDシーリングライトの捨て方も変更されている可能性があります。必ず確認を、忘れないようにしましょう。

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