JR東日本高輪ゲートウェイ駅で消毒ロボ「パトロ」の実証実験開始

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株式会社ZMPは、東日本旅客鉄道株式会社の高輪ゲートウェイ駅において、無人警備・消毒ロボ「PATORO™(パトロ)」を利用した無人消毒の実証実験を8月に実施することを発表した。

自動で警備・消毒を行うロボット

無人警備・消毒ロボ「パトロ」は、ビルや敷地内の巡回警備の無人化などを目的とし開発した警備ロボット。昨今の新型コロナウイルスの流行による消毒ニーズに応えるため、自動制御による消毒液散布機能を開発し、6月より導入にむけたサービスを開始している。

複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出することが可能。障害物手前で自動で回避したり安全に停止する機能を有し、歩く程度の速度で走行するほか、豊かな表情と声のコミュニケーションにより、人と共生することを目指して開発されたという特徴を持つ。

高輪ゲートウェイ駅で検証

JR東日本では、高輪ゲートウェイ駅にて最新の駅サービス設備の導入やロボットの実証実験を進めており、その一環として「パトロ」の検証実験を8月に実施。2020年8月中(夜間、営業時間外)に消毒作業の有効性の検証を行う予定だという。

これまでにも高輪ゲートウェイ駅では、パナソニックの案内ロボットの実証実験なども実施するなど、最新の駅サービス設備の導入を進めている。各種ロボットのほか、無人AI決済店舗・QRコード改札機・鉄道テラスビジョンなどさまざまな駅の最先端技術を試行導入しており、今後他にも様々なテクノロジーが検証・導入されていくことに注目が集まっている。

株式会社ZMP

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