【世田谷区たてこもり事件】日本刀を振り回した加害者共に被害者も死亡　ガジェット通信取材に警視庁「質問は受け付けない」

本日10月10日世田谷区で御近所トラブルから殺人事件へ発展する凄惨な事件が起りました。警視庁の広報部の発表は以下の通り。

本日の午前11時33分頃、「大きな声で言い争っている」「日本刀を振り回している」「人が倒れている」等と110番通報がありました。被害者は世田谷区野沢に住む女性62歳。容疑者の男性は被害者の隣に住む男性86歳。被害者の女性は左頚部（さけいぶ）を切られて、失血死と見れています。現在も検死中で、傷口は1か所だけでなく、首と左脇腹に切創があります。男性は本日午後14時46分死亡確認されました。これも左頚部切創です。男性は妻と2人暮らしで、現在身分確認中です。

捜査一課が11名、午後13時31分に男性の家に入り、1階2階を捜査しましたが男性は見当たらず、その後女性の家に入り、1階の玄関脇の部屋で男性を確保し、その後男性は救急車で病院に搬送されました。

トラブル関係としては、男性が7月に世田谷警察署に女性から暴行を受けた届出があり、10月7日に男性の代理人が再度相談に訪れていたようです。この事をふまえ警視庁では、捜査として、隣人等から聴衆事情聴取を行っていました。その時点でトラブル、110番通報は入っていませんでした。

警視庁からの発表は以上になります。ガジェット通信が警視庁広報に電話取材したところ、今わかるところはこれだけで警視庁としてはこの事件に関して一切質問などは受け付けていないようです。

ネット掲示板や各種メディアでは今回の事件について様々な意見が飛び交っています。加害者の男性は“元警察官”ではないかという声が出ており、ご近所トラブルの不安や警察への不安が広がっています。

※画像はFlickrより引用　Steve Nagata [http://www.flickr.com/photos/stevenagata/3967477145/]