写真・イラスト・絵画・立体・雑貨なんでもアリ!デザインフェスタギャラリー原宿が企画展「食」を開催
1998年に築52年のアパートを改装してオープン、2012年になってた大規模な外装リニューアルを実施し、クリエイターやアートファンにとってさらに居心地のよい空間になったデザインフェスタギャラリー原宿(以下デザフェスギャラリー)。大小21スペースで展示が常に行われおり、併設のカフェも隠れ家的な存在として知る人ぞ知る存在で、裏原宿のスポットとしてすっかり定着しています。
そんなデザフェスギャラリーで、食をテーマにした企画展が2012年10月14日から20日まで開催されます。
そのものずばり「食」と題された今回の展示では、生きていく上で不可欠な食べるということをテーマにした作品をギャラリー全館で展開。47名のクリエイターが参加が決定しており、写真やイラスト、絵画といった平面だけでなく、立体や雑貨などジャンルレスに「食」を扱ったアートが集う場になります。
デザフェスギャラリーでは、現在も作品を募集中。展示だけでなく販売も可能で、開催期間中の飛込みでの持ち込みも対応できるとのこと。普段は発表がネットに限られている人やハンドメイド作家が、リアルの場で発表できる絶好のチャンスともいえそうです。
スタジオジブリの宮崎駿さんや人形アニメ監督のヤン・シュバンクマイエルさんを食を扱う作家として引き合いに出し、「世界的に食料問題が切迫する中で、大量の食料廃棄をする現代日本では、皮肉にも拒食症や肥満が問題となっている。”食”を取り巻く環境だけではなく、アートの文脈が決定的に変わってしまった今こそ、アートを通して個々が”食”を見つめ直すべき時が来ているのではないか」と、挑戦的な問いかけを行っている今回の企画展。
それぞれの作家がどのような解釈で「食べる」ということを表現するのか。アートファンならずとも気になる展示になるのは間違いないでしょう。
企画展「食」展
開催日時:2012年10月14日(日)~20日(土) 11:00-20:00
入場料:無料
会場:デザインフェスタギャラリー原宿
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-18
【デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿】企画展「食」展
http://www.designfestagallery.com/re/food/index_jp.html
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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