夏を快適に!ひんやり涼しい夏用マスクを手作りしよう
外出時はマスクの着用が求められる時代ですが、暑い中のマスクは大変ですよね。今回はcherie(@cherie251410)さんに夏用の涼しいマスクの作る時のコツを教えてもらいました。
cherie(@cherie251410)さん
「男の子にも可愛いものを…もちろん女の子にも♡」をコンセプトに布小物を作成。オーダーも受付しています。インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/cherie251410/
冷感生地を使って夏用マスクを手作りするコツ
暑くなってくると、涼しいマスクをつけたいと思う人も多いのではないでしょうか。夏用のマスクを手作りしようと思っても、ガーゼとは違う材質で今までと同じように作ることができるのか、気になりますよね。
そこで今回は、冷感生地を使った夏用マスクの作るコツをcherieさんに教えてもらいました。息苦しくない・蒸れない・涼しいの3つが揃った夏でも快適なマスク、ぜひ手作りしてください。
形のポイントは立体型にすること
夏用マスクを手作りするポイントは、立体型のマスクにすることです。立体型にすることで、顔に生地がくっつきにくくなり、呼吸がしやすくなります。代表的な形は「西村大臣マスク」と呼ばれるタイプと「立体マスク」と呼ばれるタイプの2種類です。
立体マスクの特徴は、平面マスクと比べて顔に沿う形になっているので、デザインがスッキリとしています。呼吸が楽にできるため、長時間マスクをつけている人にも人気があります。
西村大臣マスクの特徴は、鼻とアゴがしっかりとカバーされていて、マスクが曇りにくいことです。口とマスクに少し距離ができるため、直接唇がマスクに触れず、マスクをしていても話しやすくなっています。
夏は汗でマスクが顔に貼りつきやすいので、顔とマスクに距離ができるのはいいですよね。cherieさんも西村大臣マスクのデザインは息がしやすいと感じたそうです。
平面マスクは手作りしやすいというメリットがありますが、肌に密着するため、夏の暑さにはつらいかもしれません。
夏用マスクを手作りする時は、立体型をぜひ選んでください。西村大臣マスクのデザインも、立体マスクのデザインも、手縫いで作ることができます。
冷感生地の選び方
夏にマスクをすると、蒸れたり、肌が荒れたりなど不快感も上がります。特に怖いのは熱中症で、マスクの中に熱がこもらないようにすることが重要です。そこで夏用マスクを手作りする時は吸湿性があり、通気性がいい生地を選ぶようにしましょう。
cherieさんは冷感生地を内側に入れて、夏用マスクを手作りしました。冷感生地は、夏の暑さ対策に保冷剤をいれるネッククーラーをヒントにしたそうです。
ネッククーラーとは、中に保冷剤を入れた状態で首に巻き、身体を冷やす夏用のグッズのこと。cherieさんは子供のために手作りした時に、接触冷感生地を使っていました。
ナイロンとポリが半々のドライニットの冷感生地をマスクの内側に使うと、風が吹くたびに涼しさを感じ、蒸れずに非常に快適です。
冷感生地は、夏用の衣類や寝具、肌着に使われています。すでに着なくなったものがあれば再利用するのもおすすめです。100円ショップやホームセンターで販売している夏向けグッズにも使われていることが多いですよ。
夏用の生地で作るコツ
手作りマスクの作り方は多数ネットにあがっているので、cherieさんも検索して、作り方を参考にしたそうです。
cherieさんのマスクは、表を綿ポリ生地や、シーチング、レース素材を使っています。綿ポリ生地もシーチングも通気性がよく、夏用マスクを手作りする時にぴったりです。シワになりにくいので洗濯しても手間がかかりません。
他にも表生地におすすめなのは、リネンや、子供の甚兵衛に使われるリップル素材です。ナチュラルな着け心地が好きな人は内側に使うと、肌触りが気持ちよくなります。
冷感生地の生地を使う時は、取り扱いにコツがあります。
冷感生地の生地はガーゼなどと比べると、生地が薄くテロテロとしているので、縫う時はまち針でしっかり留めましょう。細かく留めるとズレにくくなります。
また生地が伸縮するため、力加減を間違えると伸びてしまうので、留める時や縫う時に生地が伸びていないかを確認しながら進めてください。
生地をカットする時も、ガーゼなら重ねて切ることができますが、薄い生地はズレてしまういます。無理にまとめて切ろうとせずに、ズレずに支えながら切ることができる枚数で、カットするのがおすすめです。
おわりに
冷感素材を使ってマスクにした時に、ガーゼマスクと同じように作ることができるのか気になっていましたが、扱い方にコツがあることがわかりました。冷感素材を使って夏用マスクを手作りすれば、夏も快適に過ごせそうです!
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