ボルボ V40|セーフティとレザーのダブルパッケージ付きならウルトラ魅力的【予算100万円ならコレが買い】
安全装備が充実した北欧生まれのプレミアムコンパクト
2013年2月に日本での発売がスタートしたシリーズ2代目のボルボ V40。
初代は5ドアコンパクトなステーションワゴンだったが、2代目はクーペフォルムのプレミアムスポーツコンパクトに生まれ変わった。
安全性へ強いこだわりをもつボルボらしく、ラインナップにおいて最も小さなモデルのV40にも、安全技術が多数投入されているのが特徴。
50km/h以下の速度域まで作動する自動ブレーキシステムの「シティ・セーフティ」は、全車に標準装備されている。
また、当初はオプションだった10種類の安全装備の「セーフティ・パッケージ」も、2013年11月の改良で標準化された。
中古車流通量が1000台を超え絶好の買い時到来
エンジンは、小排気量のガソリンターボエンジンとパワフルな2Lガソリンターボエンジン、低燃費と力強い走りを両立した2Lディーゼルエンジンの大きく3タイプ。
当初、小排気量のガソリンターボエンジンは1.6Lだったが、2015年8月以降は1.5Lに変更されている。
グレード体系は、標準タイプと上級装備を備えたSE、そしてハイパフォーマンスグレードとなるRデザインの3タイプが基本。
この他、T4スポーツやオーシャンレースエディションなど、内外装に専用装備をあしらった特別仕様車が数タイプ設定された。
中古車流通量は順調に増加しており、最近では1000台の大台を突破。
相場も下落トレンドに乗り、予算100万円で狙える物件が充実するなど、お得感ある中古車が狙いやすい状況が整ってきた。
低予算で他のモデルとはひと味違うプレミアムコンパクトカーを狙っているなら、本格的な検討タイミングに入ったと言える。
1.6Lガソリンターボ搭載のT4系がメインターゲット
予算100万円のメインターゲットとなるのは、2016年6月までの前期型。
中でも1.6Lガソリンターボエンジンを搭載した、T4の標準モデルと上級グレードのSEが中心。
ハイパフォーマンスグレードのT5 Rデザインも射程圏内に入るが、走行距離10万kmオーバーの多走行車が多くなる。
V40のおしゃれな雰囲気と高い安全性重視なら、T4系に狙いを絞ってもよいだろう。
注目は、10種類の安全装備を揃えた「セーフティ・パッケージ」装着車。
選択肢は絞られるが、走行距離5万km以下の物件もヒットする。
SEグレードの「セーフティ・パッケージ」装着車で走行距離5万km以下なら、バリューはかなり高い。
さらなるバリューアップを狙うなら、SEグレードにオプション設定されている「レザー・パッケージ」装着車に注目。
シート表皮が本革になる他、助手席にも8ウェイのパワーシートを採用し、上質感と快適性が一段とアップしたモデルだ。
非常にレアだが、「セーフティ・パッケージ」も付いて走行距離7万km前後という、かなり魅力的な物件もヒットするぞ!
文/中野剛、写真/ボルボ
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