30代でモテる男性の条件
がむしゃらに目の前のことに立ち向かえばよかった20代とは違い、30代になると年齢相応の態度が周囲から求められるようになります。仕事では自分だけでなく職場全体を見渡す視野が求められますし、プライベートであれば結婚して家族を守ることを考え始める頃です。
そうなると、仕事でもプライベートでも、取るべき態度は変わってくるはず。わかりやすく恋愛をたとえに出すならば、20代と30代では「モテる条件」も全く違うのです。
『人とお金をどんどん引きつける35歳からのルール』(松尾昭仁/著、青春出版社/刊)は、そんな30代が取るべき態度や行動をビジネス、プライベート共に解説しています。
今回はその中から、「モテる30代」の条件を紹介します。
■女性との会話は「聞く」が8割
これは30代でなくても言えることですが、人は自分の話をきちんと聞いてくれる人に好感を持ちます。
口べたで、異性を前にすると緊張してしまってうまく話せない、という人は、まずは相手の話を真剣に聞くところから始めてみましょう。その際は、気になった点や細かな問題点を指摘したりせずに、ただ聞いてあげるのがコツ。
そうすることで、相手の好みや関心事がわかり、そこに反応する形で自分も話すことができます。
■アドリブで行動しない
20代までは、その場のノリで話したり、行き当たりばったりのデートをしたり、という「アドリブ」も許されますが、30代の男性がそれをやっていては異性からの評価を下げるだけ。
当然、デートプランはあらかじめ準備しておき、食事のお店は予約を入れて、相手をエスコートしてあげるよう心がけましょう。
会話も同様、その場のノリで話すことは避け、あらかじめ場を盛り上げる「鉄板ネタ」をいくつか仕入れて置くのが得策です。
30代の恋愛は準備と段取りが肝心。相手を飽きさせず、常に楽しい気持ちにさせる配慮を欠かさないようにしましょう。
■30代は高級レストランより魚市場?
男性の心理として、高級でオシャレなお店に連れていけば、女性は喜んでくれるはず、というものがありますが、必ずしもそうだとは言い切れません。
30代の恋愛は、基本的に結婚が視野に入るもの。そんな時に、背伸びして女性を高級レストランばかり連れて行ったら“この人の金銭感覚は大丈夫?”と、結婚相手として失格の烙印を押されかねません。
それよりも、たとえば築地の魚市場付近の定食屋などに行けば、大金を出さなくとも鮮度のいい魚を食べることができますし、知る人ぞ知るおいしいラーメン屋も喜ばれるはず。
つまり、「女性が一人で入りにくいお店」に連れて行ってあげるのが、30代のお店選びのコツです。
30代になると、何をするにしても相手のことをこれまで以上に気遣い、ケアすることが求められます。今回は恋愛について取り上げましたが、それはビジネスでも例外ではありません。
本書には、ビジネスシーンでの30代のふるまいについても詳しくつづられているので、もうすぐ30歳という人も、もうすでに30代となっている人も、自分自身に大人になりきれていない部分がないか、チェックしてみてはいかがでしょうか?
(新刊JP編集部)
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