アラサー男ヲタクが『新テニスの王子様 RisingBeat』で男子中学生に恋をした / イベント全力疾走日誌

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昨年より『テニスの王子様』にどっぷり浸かり込んでしまった筆者。もともとアーケードの音ゲーをしていたこともあって『新テニスの王子様 RisingBeat』にもどハマりしてしまい、今回は推しである「不二周助」君のイベントを本気で走ってみました。

普段11時起床という生活リズムからの劇的な変化、共にイベントを走るライバルとの闘争、イベント中に迎えた誕生日で流した涙。怒涛の10日間の様子をお届けします。

『新テニスの王子様 RisingBeat』とは

https://risingbeat.bushimo.jp/

『新テニスの王子様 RisingBeat』(以下『テニラビ』)は、テニスの王子様のキャラクターソングのリズムに乗ってタイミングよく画面をタップして高得点を目指すゲーム。キャラクター5人のカードでデッキを組み、カードの強さによって高得点に繋がる仕組みです。

またゲーム内では、特定の曲をプレイすることでもらえるポイント数で競うイベントもあり、一か月に2回ほど開催されます。

イベントは特定のキャラクターに焦点が当てられ、オリジナルストーリーが用意されていたり、キャラクターにちなむ限定曲をプレイできたり、限定アイテムを入手することができます。

今回は推しの「不二周助」君をフィーチャーした『風に舞う藤の花』というイベントを頑張っていきます。

『風に舞う藤の花』とは

今回のイベント『風に舞う藤の花』は作中に登場する様々な学校のテニス部が参加している合宿で、みんなで藤の花を見に行く様子をストーリーとして描いたものになっています。

イベント曲として用意されているのは、オリジナルストーリーに主要キャラクターとして登場する「不二周助」君、「不二裕太」君、「手塚国光」君、「樺地崇弘」君、「芥川慈郎」君のキャラクターソングで、この曲をプレイすると高得点につながる仕組みになっています。

ざっくりイベントの流れを図にまとめてみました。

イベント曲はメダルを消費しないとプレイできません。そのメダルは通常曲をプレイすると獲得することができます。

つまり、通常曲を多くプレイしてメダルを多く獲得し、そのメダルを消費してイベント曲を多くプレイすることで、結果的に高得点につながるというわけです。

イベント前準備

イベント中は特定のカードを使用するとより高得点に繋がるルールになっています。このカードのことを特効(特効シーンカード)と呼んだりします。今回の特効はイベントの中心となる「不二裕太」君、「手塚国光」君、「樺地崇弘」君、「芥川慈郎」君、そして「河村隆」君、「黒羽春風」君です。

「不二裕太」君、「手塚国光」君、「樺地崇弘」君、「芥川慈郎」君のカードについてはガチャで引く必要があります。この4人のカードはイベント前日からガチャで引くことが可能になっています。ガチャはビートストーンというものを消費して引くことができ、無料でもストーンは貯まりますが、なかなか貯まりにくいので今回は福澤諭吉さん1人の力を拝借してガチャを引きます。

ということでまずは、
「手塚国光」君 × 1枚

「樺地崇弘」君 × 10枚

「芥川慈郎」君 × 3枚

「不二裕太」君 × 3枚

を引き当てました。

ゲームでの準備はひとまずこれで完了です。

イベント中は1分1秒がもったいないので、事前に飲食物を用意しておきます。ポカリスエット2リットル分、カロリーメイト10食分をまずは用意しておきました。これにて前日の準備は完了です(実際は食料が全く足りませんでした)。

イベント開始

イベント開始は5/1の15時です。悲しいことに僕にはこの日仕事がありました。なぜ有給休暇を半年前に全て消費してしまっていたのか、後悔先に立たず。

また、言い忘れておりましたがこのイベントを一緒に走る良きライバルがいます。同居人です。課金額を一緒にしてどれほど上の順位にいけるのかを競います。

イベントの作戦としては、通常曲を8日目までひたすらにプレイしてメダルを貯め、残りの2日間でイベント曲をプレイしてメダルを消費しきることを目標にしています。

通常曲をプレイする際にはAP(スタミナ)が必要になります。APは3分間で1だけ回復し、1曲をプレイするにはおよそAP25を消費します。そのため、通常曲をプレイし続けるとAPがすぐになくなってしまうので、課金したビートストーンを消費することでAPを回復することができます。

イベント1日目(/10日)

5月1日(金曜日)

さて、仕事で出遅れてしまいましたが、イベントを走っていきます。通常曲でメダルをためていく作業になりますが、ただ単に適当な通常曲をプレイしてしまうのは早計です。

テニラビには多数の楽曲が収録されていますが、楽曲によって時間の長さが違います。たとえば、一番楽曲の時間が短い物だと1分30秒ほどなのに対し、一番長い曲では2分30秒ほどあります。

単純計算ですが、一番長い楽曲を3回プレイする間に、一番短い楽曲は5回もプレイできるのです。楽曲の時間の長さはプレイ報酬とは関係がないため、楽曲の時間が短い曲をやる方がコスパが良いのです。

楽曲の時間が一番短いとされている「Nobody can stop(歌:忍足謙也)」を間髪入れずにプレーし続けていきます(結果的にこの曲はイベント期間中に500回以上プレイしました)。

楽曲をプレイし、リザルト画面が現れたと思ったらまたプレイボタンを押し、再度プレイする。これを初日は6時間行い、2時に就寝しました。

初日就寝前のランキングは40位でした。僕が仕事をしているのを横目にまざまざとプレイしているのを見せつけてきたライバルは33位。ここらへんからライバルへの嫉妬なども含め、醜い争いが幕を上げます。

イベント2日目(/10日)

5月2日(土曜日)

普段どんなに早くても10時に起床する筆者ですが、イベントで初めての朝、筆者はアラームなしで6時30分に起きます。テニプリすごすぎる……。

さすがに昨日6時間、間髪入れずに「Nobody can stop(歌:忍足謙也)」をプレイしつづけたせいもあって、トイレに行く時、ご飯を食べる時、シャワーを浴びる時、いかなる時もこの楽曲が脳内再生されます。

同じ楽曲ばかりプレイしているとおかしくなってくるので、楽曲の時間が短い別の楽曲をプレイして休憩をとりつつ(休憩とはなんなのか……)カロリーメイトとポカリスエットのエネルギーを全てゲームプレイに注ぎ込みます。

この日、早起きしたこともあって24時前には就寝します。

2日目就寝前のランキングは14位でした。だいぶ追い上げることができました。

イベント3日目(/10日)

5月3日(日曜日)起床時間:7時

これは当然のことなのですが、早く就寝してたくさん睡眠をとり早く起きてたくさん食べるとめちゃくちゃパフォーマンスが上がります。普段ならフルコンできる曲でも、何百回もやっていると疲れたり変な癖がついて全く押せなくなるタイミングが必ずやってきます。この日から3食ご飯を作ってしっかり食べて体調管理に徹した向き合い方に変更しますが、結果的にパフォーマンスが上がりました。

この日が一番プレイした日ではないでしょうか。スマホのアプリ立ち上げ時間を調べたところ、16時間アプリを立ち上げていた履歴が残っておりました。徐々に右腕が上がらなくなり、肩や肘に違和感が出始めました(僕が手塚君になった瞬間でした)。

圧倒的プレイ時間もあって、順位は7位に。ライバルは8位。ここで形成逆転します。終わりの始まりです。

24時を迎えたタイミングで僕の誕生日となりました。不二君のイベント中に誕生日を迎えられるなんてこの上なき幸せ。

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