餃子マニアは最終的に“単品焼き”にたどり着く! 全身全霊で焼いた1個の餃子を噛み締めて食べると震えるほどウマい
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皮で餡を包んで焼き上げる餃子は最高のご馳走です。噛んだ瞬間に口の中で四方八方に弾け飛ぶ肉汁。
そんな餃子をつまみにビールを飲むのもいいし、ご飯をモリモリかっ食らうのも至福。餃子の中にはもしかしたら餡という名の幸せが詰め込まれているのかもしれない。
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さて、そんな餃子を家で焼いて食べるとしましょう。皆さんはいったい何個ずつ焼きますか?
一般的な中華料理店やラーメン屋では一皿に5~6個の餃子がのっていますし、焼餃子メインの定食なら2人前がドーンと据えられていることも多いですよね。どうせ家で焼くならフライパンやホットプレートに入れられるだけ入れて焼くという人も多いことでしょう。
1個の餃子を全身全霊で焼き上げる“単品焼き”
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しかし餃子マニアの道を極め、餃子経験値が十二分に蓄積されると、1個の餃子を丁寧に焼き上げたくなるものなのです。
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大きなフライパンやホットプレートで餃子を大量に焼くと焼きムラができてしまいがち。完璧に焼き上がった餃子の存在の影には、微妙な焼き加減に仕上がる餃子も存在するのです。
そんなのは餃子に対して失礼。無礼千万。すべての餃子を完璧に焼き、完璧な状態で食べるためには、1個ずつ焼き上げる“単品焼き”をするべきなのです。
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広大なフライパンの中央を1個の餃子が独り占め。こんなに贅沢な焼き方があるでしょうか。熱したフライパンの中央に餃子を置いたら、水と愛情をたっぷりと注ぎ込みます。
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1個しか餃子を焼いていないため火加減の調節も簡単。全神経を1個の餃子に傾け、完璧に焼き上がるのを待ちましょう。
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単品焼きによって焼き上がった餃子はいつもよりも“羽根”がつきにくい気がしますが、これが餃子1個の真の姿なのです。
結局羽根なんてものはほかの餃子の皮からしみ出た小麦粉による副産物。そんなに羽根が恋しいなら水に溶いた小麦粉でも焼いて羽根だけ食っとけ!
1個だから愛情を込めて噛み締めるように味わえる。震えるほどウマい
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いつもなら5~6個の餃子が並んでいるであろう食器に1個しか餃子がのっていないのは確かに寂しいかもしれない。でも高級フレンチを思い出してほしい。大きなプレートを広々と使い、美しく盛り付けられている高級フレンチを。これだって同じようなものじゃないか!
そう考えたらこの餃子からも高級感が出てくる気がしますよね。レア度もグーンとアップ。12個も盛られた大衆的な餃子定食だとレア度もNランク程度ですが、これならSSRランクくらいまで跳ね上がるのでは?
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そして1個の餃子を噛み締めるように食べる。たくさん焼いてしまったら一口で雑に食べてしまうような餃子も、10口くらいに分けて各回1分以上よく噛んで食べる。そうすると1個の餃子でも先端の部分と中心部分では味の印象も大きく変わってくることに気付けるはずです。
全身全霊で焼いた1個の餃子に向き合ってチビチビと食べ進めながら、ビールを飲んだりご飯を食べたりする。これが本当に趣がありますし、節約にもなりますし、これまで以上に餃子の魅力を堪能できること間違いなしです。どうぞお試しください。
(執筆者: ノジーマ)
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