カブのむき方から飾り切りまで!基本の切り方をご紹介

カブのむき方から飾り切りまで!基本の切り方をご紹介

カブはよく使う身近な野菜です。それだけに料理にあわせて切り方を変えるようにしたいものです。しかし、カブの切り方で迷ったことはありませんか?特に飾り切りをしようとしても、上手にキレイに切れなかったという方は、ぜひご覧ください!

カブの料理ごとの切り方は?飾り切りのコツも知りたい!

カブは味噌汁や漬物など、さまざまな料理で使われる野菜です。料理によって味浸みや火の通り、煮崩れなども考えて、上手に切り方を変えるようにしましょう。

 

しかし、いざ切ろうと思ったときに、どのような切り方をすればよいのか迷ったことはありませんか?特に飾り切りをしようと思ったときに上手にできず、ガッカリした経験を持つ方は多いことでしょう。

カブはその形をいかして飾り切りにもよく使われます。
はじめから上手にできればよいのですが、コツを知らないとなかなかうまくいかないのも事実です。

 

そこで本記事ではカブの基本的な切り方を、皮をむくところからご紹介します。ぜひカブを切るときの参考にしてください。

カブの皮のむき方

カブの皮のむき方は2通りあります。1つ目は煮物に使うときなどにするむき方です。まずは、あえて葉軸と呼ばれる葉の付け根部分を数cmほど残しておいて、葉の部分を切り落としてください。

先端にある根の部分を落としたら、つづけて葉の付け根部分に残っている土を洗い流します。

 

土は葉軸の中まで入り込んでいるため、茎の根元部分の土をかきだしてください。竹串やフォークなどを道具として使うと、奥に入り込んだ土もかきだしやすくなります。

流水で洗い流しながらかきだすと、奥までキレイにすることができるのでおすすめです。

 

それでも落ちにくいときは、5分ほど水にひたしておくと土が柔らかくなって落ちやすくなるので、ぜひ試してみてください。

 

土をキレイに洗い流したら、カブの皮をむいていきます。このときカブの大きさにあわせてむく皮の厚さを変えるようにすると、料理ができあがったときのカブの舌ざわりをよくすることができるのです。

カブは大きくなるほど皮の部分の筋の量が増えます。

そのため大きいカブはピーラーではなく、包丁を使って3~5mmくらいを目安に厚めに皮をむくようにしてください。

 

むき方は、カブの根の下先から葉の方に向かって縦に皮をむくようにします。むいた皮を親指でおさえて、包丁の刃に向けてカブそのものを回すようにしてむいていきましょう。

むいた皮も食べることができるため、その食感をいかしたきんぴらなどに使うのがおすすめです。

 

2つ目のむき方は、根の部分だけを料理に使うときのむき方になります。まずは葉を付け根の部分から、茎ごとすべて切り落としてください。

 

あとは根の上下の部分から、カブを回しながら皮をむいていきます。もちろん先ほどのように、下から上に向けてむいてもかまいません。

カブの切り方:くし切り

カブのくし切りは煮物に向く切り方です。皮をむいたカブを4~6等分にして、くしの形に切りわけます。葉がついていた部分を下にして半分に切ったら、4等分のときにはさらに縦半分に切るだけです。

6等分にするときには、半分に切ったあとに3等分にします。4等分で切ることが多いため、「四つ割り」として紹介されていることが多い切り方です。

カブの切り方:半月切り

カブの半月切りは、調味料が全体に浸透しやすく味がなじみやすいことから、サラダやマリネ、即席漬けなどに向く切り方です。

カブの葉は付け根部分から切り落として皮をむき、葉がついていた部分を下にしてから半分に切ります。

切り口を下にしたら、端から料理に適した厚さに切っていくだけです。

 

半月切りの厚さの目安は3~4mmになります。1~2mmの薄さで切っていけば、「薄切り」の完成です。より味のなじみやすい切り方になるため、料理ごとに使いわけるとよいでしょう。

 

カブの切り方:菊花切り(飾り切り)

カブの菊花切りは飾り切りの一種です。付け合わせや酢漬けなどに使う切り方で、見た目のよさだけでなく味の浸み込みもよくなる切り方といえます。

カブの葉は付け根部分から切り落として皮をむいてください。葉がついていた部分を下にしたら、カブを挟むような形で上下に割りばしを置きます。

 

割りばしはそのまま動かさないようにして、縦に1mm程度の間隔で薄く切っていきましょう。割りばしが包丁の刃が下まで切るのを邪魔するため、下側はつながったまま最後まで切れます。

 

縦に切りおわったら割りばしはそのままに、カブだけを90度回転させてください。回転させたら改めて1mm程度の間隔で切っていくと、菊花切りが完成します。

「1mmでは薄すぎて切りにくい」と感じたら、切りやすい厚さから始めても大丈夫です。

 

切りおわったカブは1%程度の塩水に浸けます。目安としては、塩5gを2カップ強の水に溶かすだけです。カブがしんなりしたところで水気をきって、そのまま付け合わせに使うときは形を整えて料理に添えます。

甘酢漬けなどにするときは、形を整えずにそのまま漬け込んで大丈夫です。

 

おわりに

カブは料理ごとにさまざまな切り方ができます。マスターしている切り方が多いほど、より使い勝手のよくなる野菜でもあるのです。

菊花切りは単なる付け合わせとしてだけでなく、カブを主役にできる切り方でもあります。カブの切り方を多く身につけていれば、それだけカブ料理をより美味しく華やかに楽しめます。ぜひ本記事を参考にして、カブの切り方をマスターしてください!

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