『レジェンド・オブ・ルーンテラ』レビュー:今さら? 否、今からやっておきたい対戦型カードゲーム

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普及してほしいと思える作品! ハードルはキャラクターのビジュアル面?

ここまで紹介してきた通り、本作はTCGとして独自のシステムを盛り込んでおり、新鮮なプレイ感が味わえる、まさに今プレイする価値のあるタイトルだ。

ネットが普及しきった現代、ゲームの攻略法はあっという間にネットで共有されてしまう。ネットで見た攻略法をなぞるだけのプレイになってしまうゲームも多い。特に、ゲームシステムの似ているタイトル同士は、出回っている攻略法をちょっとアレンジするだけで通用してしまう。

しかし本作は「新たな戦術を考え、試す」楽しさに満ちている。他プレイヤーの戦術を見て「こんな戦い方をしてくるのか!」と驚き、デッキをあれこれ変更し、新たな戦術を発見しながら勝つ喜び。これは攻略法が出回ったタイトルでは、なかなか得られない楽しさだ。

また、攻略法が定まっておらず、色んな戦術を試す余地があるということは、プレイヤーが育っておらず初心者であっても勝ちやすいということでもある。なので、TCG初心者であっても参戦しやすいともいえる。

また無課金プレイヤーに優しいのも、本作の優れた点だろう。本作もTCGなので、有料アイテムである「コイン」を購入して、カードパックを手に入れる……という形にはなっている。

しかし、「コイン」を買わずとも、ログインボーナスをはじめ様々な形でカードの入手手段が用意されており、無課金でもカードの入手機会は多いのだ。

これは、ライアットゲームズが「Pay to Win(P2W)」を採用しない方針を採っているからだ。「P2W」とは、勝つために支払うという言葉どおり、課金することでゲームが有利になり、勝率がアップしていくゲームのこと。たとえばライアットゲームズの代表作である『LOL』は、課金要素としてゲームキャラである「チャンピオン」が用意されている。

ただ、「チャンピオン」を購入せずとも、無料の「チャンピオン」を使ってプレイできるし、有料でも無料でも強さに差はない。課金すればお気に入りの「チャンピオン」を毎回使えるというだけの話だ。

もちろん、毎回同じ「チャンピオン」を使えた方が実力はアップしやすい。そのため、ゲーム内のポイントを使って「チャンピオン」を獲得するという救済措置も用意されており、課金がゲームの勝敗に与える影響は最小限になっている。

本作も、ライアットゲームズ自ら「P2W」でないことが名言されているため、今後とも無課金プレイヤーでも勝てるゲームバランスが維持されていくハズだ。

……と、筆者がプレイした限り、本作のゲームそのものの出来は非常に良かった。おそらくしばらくの間はプレイを継続していくと思う。だから、できれば日本でも本作が普及して欲しい! ただ、普及は難しいかもしれない……と思ってしまうところもある。それは、本作のキャラクター。主にビジュアル面だ。

誤解のないように書いておくが、本作のビジュアルのクオリティは超高い! 特にド派手なエフェクトは一見の価値があるものだ。

ただ、ご覧の通り、本作のキャラクターはタッチがバリバリ洋風。洋ゲー大好きな筆者としては本作のタッチも大好きだが、ここ日本でヒットするタッチかといわれると、自信を持って「YES!」とはまだ言い難い。『Hearthstone(ハースストーン)』がイマイチ日本でヒットしていないのも、ビジュアルのタッチが大きいと思うし……。

本作のキャラクターは、世界的有名タイトルである『LOL』と同じキャラクターが用いられていて間口は広げられている。ただ、元の『LOL』も日本での知名度がまだまだこれからなので、そこから一気に普及するというのもまだ考えづらい。

しかし、気になる点はそれくらいで、本作のゲームシステムや運営が良くできていることは間違いない。TCGに興味があるという人は、シンプルにおもしろいのでぜひ今のタイミングから腰を据えてプレイしてみてほしい。先に書いたとおり、まだ攻略法が定まっていない、今が旬だ!

『レジェンド・オブ・ルーンテラ』 公式サイト:
https://playruneterra.com/ja-jp/ [リンク]

(執筆者: ガジェット通信ゲーム班)

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