クモなのにもしかして可愛い!?ハエトリグモの魅力をご紹介!

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クモなのにもしかして可愛い!?ハエトリグモの魅力をご紹介!

みなさんは生き物のクモにどのようなイメージを抱いていますか?長い脚が薄気味悪い印象でしょうか、それともクモの巣が顔や髪に引っかかるから嫌いとか?

ところがクモの中にはどちらのイメージにも該当しない、それどころか可愛いフォルムをしたものもいます。

そのクモの名は「ハエトリグモ」。名前の通り、ハエなどの害虫を駆除してくれるイイやつです!

今回はそんな姿もいい、生活の役にも立つ益虫「ハエトリグモ」の魅力をご紹介します!

ハエトリグモとは

ハエトリグモの魅力を語る前に、まずはハエトリグモとはどのような生き物なのかご紹介しますね。

ハエトリグモはどこにいる生き物?

ハエトリグモの生息地、それは世界中のいたるところです。

熱帯の地域には特に種類が豊富とされていますが、日本にも古くから生息しています。

ハエトリグモの生態

ハエトリグモはクモの中でも小型種になります。

日本でよく目にするチャスジハエトリの体長は1cm前後。同じく日本に多く生息するアダンソンハエトリの場合は1cmに満たない大きさとなっています。

その種類はクモの中でも最多となっており500属5,000種ともいわれています。

しかしその多くは熱帯に生息していることから、発見はされていても生態が分かっている種も少なく、分類の体系も確立しきっていないそうです。

ハエトリグモの魅力

さて、ここからは生態なども絡めて「ハエトリグモ」がいかに可愛いか、その魅力をご紹介します!

目が宝石のように美しい

ハエトリグモはその大きさが1cmほどしかありませんから、肉眼でその目を見ることは難しいですが、現在のデジタル技術を使えば拡大した姿を見ることはいくらでもできます。

その拡大したハエトリグモの目を観察してみてください。体に対して大きな真円を描いた目がいくつもあるのが分かります。

一般的に8つあるその目はトンボやハチなどの複眼ではなく、「単眼」といわれる目になっています。単眼の目は複眼と違い、ポツポツしておらずツルリとしています。

このツルリとした目がまるで宝石を思わせ、美しく魅力的なのです。

多くのクモは目が悪い?

この目はハエトリグモだけでなく、多くのクモの特徴なのですが、昆虫が持っている複眼のように視力もよくありません。

それどころか多くのクモは、8つの目が別の位置にあるせいで、ピントが合わなくて視力が悪いんだとか。

ただハエトリグモの場合は、主眼と呼ばれる視力のメインとなる大きな目があるため、クモの中でも視力がいいとされています。

移動姿が可愛らしい

ハエトリグモはもちろん8本の脚を使って歩くことができますが、他にも移動する姿があります。

それはジャンプです!

ピョンピョンと跳ねながら移動する毛むくじゃら。その姿が実に可愛らしいと評判です。

ちなみにこの姿からハエトリグモは英語で「Jumping Spider」と呼ばれています。

威嚇姿が怖くない、むしろかわいらしい

ハエトリグモは前述の通り、視力が悪いクモの中では比較的良い方です。少なくとも数10cm範囲の生き物の姿を捉えることができるという事が分かっています。

そのため、自分の近くに来た生き物を威嚇することがあるのですが、その姿が実に愛らしいんです!

その威嚇方法は前脚2本を高々と上げて横移動するというもの。

ハエトリグモは比較的、脚が太く短い種なので、そのハエトリグモが脚を高々と上げて威嚇しても、あまり怖さや強さを感じさせません。

威嚇行動が全く怖くないことで有名なアリクイやレッサーパンダと同列だと筆者は感じています。

また、このような身振り手振りともいうような行動は求愛行動でも見られるそうです。

ハエトリグモは有能な益虫

人の生活の役に立つ虫はよく益虫といわれますが、ハエトリグモもまた益虫とされています。

では、ハエトリグモはどのように私たち人間の生活の助けをしてくれているのでしょうか?

ハエトリグモの餌は害虫

ハエトリグモは徘徊しながら餌を探し捕食します。その餌となる対象は主に昆虫や小動物です。

ダニや孵化したばかりの小さなゴキブリも捕食することから、昔から益虫とされてきました。

ハエトリグモは巣を張らない

いくら害虫を食べてくれても人間は勝手なもので、嫌な点があったらすぐに害虫扱いします。

そんな中でハエトリグモが古くから益虫とされてきたのは、ハエトリグモが巣を張らないという特徴もあったからだと考えられます。

ハエトリグモは前述のように徘徊をしながら餌を探しています。そのため巣を張り定住するタイプではないので、いわゆるクモの巣というものは作りません。

ハエトリグモは人間にとって都合のよすぎる益虫

ハエトリグモは害虫を食べてくれる上に、害虫を食べきったら次の場所に移動してしまうので、家の中にハエトリグモがたくさん!なんてことも起こり得ません。

なんと人間にとって都合のいい益虫なのでしょう!

もしハエトリグモがいつも家にいると思っている人がいたら、その人の家にはダニやゴキブリの巣があるなど、ハエトリグモの餌となるものが大量にある可能性が高いので大掃除をしてください。

まとめ

ハエトリグモは1cm程度の体長しかないため分かりにくいですが、非常にかわいらしい生き物です。

大きく丸く連なった目、太く短い脚を使ってジャンプする姿、全く怖くない威嚇姿。種類によっては本当に毛むくじゃらなので、嫌悪感を抱かなかった方には一度じっくり観察してほしいものです。

また、害虫を食べて巣を張らないという生態から益虫としても扱われている虫なので、家で見かけても退治しないであげてくださいね!

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