DJI、34分フライト・4K60fps対応の新型ドローン「Mavic Air 2」を発表

DJI は 4 月 28 日、個人向けドローン Mavic シリーズの新モデル「Mavic Air 2」を正式に発表しました。
2018 年の Mavic Air の登場から 2 年ちょっとぶりのモデルチェンジです。
Mavic Air 2 では 4K@60fps での動画撮影に対応し、34 分間の長時間フライトが可能になるなど、上位モデルの Mavic 2 シリーズに引けを取らない高性能な機体に仕上がっています。
機体については、デザインが Mavic 2 や Mavic Mini と似た形に変わり、少し大きくなっています。
機体重量も 570g と前作より増していますが、その分、飛行の安定性や風に対する耐久性が向上したと思われます。
Mavic Air 2 において最も神化した部分がカメラです。
カメラユニットは 1/2 型 CMOS + F2.8 24mm(35mm 判換算)を採用しており、4K@60fps 動画や 4K HDR(30fps)動画、4,800 万画素の高解像度写真、8K サイズのハイパーラプス動画、HDR パノラマ撮影など、既存の Mavic シリーズには無い撮影機能を多数搭載。
「スマートフォト」と呼ばれる写真の自動シーン検出・最適化機能が追加され、夕焼け / 空 / 草地 / 雪 / 森での撮影場面でスーパーライトや HDR モードを自動的に適用し、シーンに最適な写真に仕上げることができます。
写真・動画ともにマニュアルモードで ISO6400 に対応。
イメージセンサーはベイヤー配列の為、広いダイナミックレンジで撮影可能となり、HDR モードでは色彩豊かな映像に仕上がります。
また、D-Cinelike フラットカラープロファイルもサポートしているので LUT 当て作業などのポストプロダクションが比較的自由に行なえます。
次の注目すべきは新設計の送信機です。
全体は人間工学に基づく持ちやすいデザインに改良され、特にスマホは送信機の上にマウントする形となり、スマホの形状や大きさによらず送信機にマウントできますし、スマホの画面も見やすくなったと思います。
また、OcuSync 2.0 をサポートしており、2.4GHz / 5.8GHz のデュアルバンド使用に対応(日本モデルは 2.4GHz 帯のみ)、操縦可能範囲は 10km に伸び(日本モデルは 6km)、FPV ビデオは最高 1080@30fps で表示されるので、細部までしっかりと見てフライト・撮影することができます。
さらに、バッテリー容量が増えてより長い時間使用できるようになりました。
機能の面でも様々な改良が見られます。
ビジョンセンサーは前方、後方、底部に備わり、底部にはシングル LED ライトと ToF センサーが新たに装備されました。
ライトが追加されたので夜間や暗い場所での視認性とホバリング性能が向上し、ToF センサーにより地面との距離をより正確に計測できるので特に低空飛行の安定性や衝突回避機能の精度が向上しました。
Mavic Air 2 のインテリジェントフライト機能は充実しており、Active Track はバージョン 3.0 に、POI もバージョン 3.0 へとアップグレード。
また、被写体をロックしたまま自由に飛行できる Spotlight が新たに追加されています。
クイックショットは従来通りの 6 種類です。
Mavic Air 2 の価格は、基本モデルが 105,600 円、Fly more コンボが 132,000 円です。
Source : DJI オンラインショップ

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