帰省自粛の学生に届いた、ふるさとからの手紙と贈り物に感動「ほんとに泣きそうになった」
新型コロナウイルスの感染拡大が一向に止む気配なく、今年のゴールデンウィークは、もはや帰省や行楽といった状況ではないことは誰の目にも明らかです。
そんな中、帰省を自粛する学生へ向けて贈られた一通の手紙と贈り物が話題になっています!
ほんとに泣きそうになった・・・
大学進学のため、新潟から上京したというTwitterユーザーのとしき(@adtr_toshi23)さんが、ふるさとの新潟県燕市の市長から送られてきたという手紙と贈り物を公開しています。
なんかほんとに泣きそうになった、、
ありがとう燕、全国に誇れるふるさと#コロナに負けるな #新潟 #燕市 pic.twitter.com/alxADuUsR6— としき (@adtr_toshi23) April 18, 2020
▼手紙の内容(原文そのまま)
燕市への帰省を自粛している学生の皆さんへ
燕市では、5月6日までの間、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言が発令された区域から燕市への往来について自粛をお願いしています。
さびしく不安な気持ちでいっぱいな皆さんに対しても、ふるさと燕市へ帰省しないでほしいとお願いすることになってしまい、大変申し訳なく思っています。
そんなとき、私と同じように皆さんのことを心配する市内事業者の方々から、せめて、お米だけでも届けてあげたいという声をいただきました。とても素晴らしい取り組みだと思い、すぐに実行することとしました。
燕市で収穫されたコシヒカリ5キロと手作りの布製マスク1枚を手配していたところ、支援の輪がどんどん広がり、味噌や漬物もお届けできることになりました。おいしいご飯をモリモリ食べて、少しでも元気を出してほしいと思います。
燕市は、いつでも皆さんを応援しています。
新型コロナウイルスに負けることなく、この難局を乗り越えられるよう、一緒に頑張りましょう。
令和2年4月19日
燕市長 鈴木力
ふるさとから届いた温かいメッセージとコシヒカリをはじめとした地場の食材、そしてマスク。とても助かりますし、何よりも市長や事業者の方々の気持ちが嬉しいですよね。
同市から巣立ち、全国の各地域での暮らしをいざ始めようという時期に襲ってきた新型コロナウイルス。
慣れない土地で心細い思いをされている学生は多いと思いますが、こういうメッセージをもらうと活力がわいてくるでしょうし、何よりも地元の良さを再認識されるのではないでしょうか。
昨日届いたお米ときゅうり、味噌を食べたのですがどれも本当に美味しかったです
これ、お米を研いだ時に出たとぎ汁なんですけど今まで見たことないくらい濃厚で美容液みたいで驚きました。
本当に良いものを頂いたのだなぁと思います。
とぎ汁は肌にいいらしいのでとっておいて洗顔などに使います! pic.twitter.com/287mOSGOfo— としき (@adtr_toshi23) April 19, 2020
今まで見たことないくらい濃厚で美容液みたいだと言うとぎ汁。地元のとしきさんが言われるほどなので、凄く良質なものだったのだと思います。
全国に誇れると思います
そんなとしきさんのツイートに「全国に誇れると思います」と同市の行動を称賛する声のほか、「全く関係ない埼玉県民ですが涙が止まりません」といった感動の声も寄せられていました。
・通りすがりの新潟県人です。この不安な時期に、帰省しないでいてくれている「としき」さんと、心配なのに帰省させない親御さんに・・ありがとうございます!
・はじめまして。燕市も素晴らしいですが、帰らない選択を選んだ貴方も素晴らしいです。
・新潟市からだけど、全国に進学した新潟県のみんなを応援してます!色々と不安なことだらけだけど、今できることを精一杯やろうぜ!
・燕市長やるなぁ。全国に誇れると思います。
・素晴らしいですね・・・市長さんの文章が暖かくて。全く関係ない埼玉県民ですが涙が止まりません。
ふるさとは、どんなに離れていても、ふるさとなんだと再認識させられますね。
一日でも早く平穏な日々が戻り、本当の意味での新生活のスタートを切ってほしいなと思います。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
出典:Twitter(@adtr_toshi23)
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