ニラ玉レシピ!プロ直伝、ふわとろ感に差がつく失敗なしの火加減

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ニラ玉レシピ!プロ直伝、ふわとろ感に差がつく失敗なしの火加減

ニラ玉はニラを使う料理の定番のひとつですが、火が通りすぎて卵が硬くなってしまったなんてこともあるのでは?そこで、テレビやラジオ、雑誌に、また食事改善から、健康を支えるプログラムの開発まで、幅広く活躍する管理栄養士の小島美和子先生に、卵はふんわり、ニラはシャキシャキの、プロ直伝のニラ玉の作り方を教えていただきました。

ふんわりニラ玉の作り方

ニラのみずみずしい歯ごたえと、卵のふんわりとした食感がたまらない!

材料(2人分)

ニラ:1束(100g)

卵:4個

牛乳:大さじ2

塩:小さじ1/6

こしょう:少々

ごま油(ニラ炒め用):大さじ1/2

醤油:小さじ2

油(卵炒め用):大さじ1と1/2

memo

・卵は冷蔵庫から出して室温に戻しておきます。そうすることで炒める時に油の温度が下がりにくくなります。
・卵料理は余熱で火が入ってしまうので、あらかじめ盛り付け皿を用意しておきましょう。

作り方

ニラは3cmほどの長さに切り、根元の硬い部分とやわらかい部分に分けておく。
ニラを3cmほどに切り、根元とやわらかい部分を分けておく ボウルに卵を溶きほぐし、塩、こしょう、牛乳を混ぜる。
溶き卵に塩、こしょう、牛乳を混ぜる

おいしく作るコツ

牛乳を加えることで、卵がふんわりとやわらかい食感に仕上がります。   

フライパンにごま油(ニラ炒め用)を熱し、1の硬い部分を入れて炒め、緑色が鮮やかになったらやわらかい部分も入れ、強火でさっと炒める。

おいしく作るコツ

先に硬い部分から炒めることで、シャキシャキ感が均一になります。   

しんなりしてきたら醤油を加え、水分が飛んだら2のボウルに加える。
しんなりしてきたら醤油を加える

おいしく作るコツ

ニラは火が入りやすいので、生っぽい部分が残っているうちに醤油を入れます。   

フライパンに油(卵炒め用)を入れ、強めの中火で熱し、4を一気に入れる。
熱した油に卵液を落とし、表面で白く固まったら適温になったサイン

卵液を入れる油の温度の目安

油の温度が低いまま流し込むと、卵が油っぽくなったり、フライパンにくっついたりして失敗の原因になります。先に熱した油に卵液を少し落とし、上の写真の手前のように(奥は光の反射です)、沈まずに表面で白っぽく固まったら、温度が上がったサイン。卵液を一気に流し入れましょう。   

卵液の端の方がふくらんできたら(下の写真)、木べらを大きく動かし、端の部分を中に入れるように混ぜる(もうひとつ下の写真)。半熟状になったら火を止めてさっと混ぜ、用意しておいた皿に手早く盛り付ける。
卵液の端が固まって膨らんでくるまで混ぜずにおく木べらを大きく動かし、端の部分を中に入れるように混ぜる

おいしく作るコツ

・卵の端が固まってきてから混ぜましょう。
・木べらを大きく動かして混ぜるのがポイントです。   

最後に

ふんわりとおいしいニラ玉をぜひ作ってみてください。

小島美和子

小島美和子/Miwako Oshima

管理栄養士/健康運動指導士/産業栄養指導者

女子栄養大学卒業後、食品会社での商品開発業務、大学病院などでの臨床栄養指導等を経て、 有限会社クオリティライフサービス設立。働く人の食生活改善保健指導プログラムなどの企画開発を行う。TV、ラジオ、雑誌への出演のほか、厚労省の特定保健指導の実践的指導者育成プログラム開発ワーキングメンバーやTHP指導者養成専門研修及び産業保健指導専門研修など、各種研修講師等も多数担当。また、健康商材・サービスの価値、訴求力を高めるコンテンツ、プロモーションのコンセプトづくりから、より効果を出すプログラムの開発まで、管理栄養士の専門性を活かした食生活の現場でQOLを高める事業を企画・展開している。
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中国西部が原産といわれるニラは、日本でも古くから栽培され、古事記や万葉集にも登場するほど長きにわたって親しまれています。強い香りが料理のアクセントになり、中華料理などで活躍します。

最終更新:2022.04.07

文・写真:小島美和子
監修:小島美和子、カゴメ

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