「テクマクマヤコンテクマクマヤコン大ヒットにな~れ!」 『映画 ひみつのアッコちゃん』初日舞台挨拶

img_8091_r

9月1日、新宿ピカデリーにて映画『映画 ひみつのアッコちゃん』の初日舞台挨拶が行われた。今年は、赤塚不二夫原作の漫画『ひみつのアッコちゃん』が生誕50周年を迎えた記念すべき年。これまで3度にわたってアニメ化されてきたが、実写映画化されたのは今作が初めてである。主役のアッコちゃんを綾瀬はるかさん、恋の相手を岡田将生さんが演じる。主題歌をYUKI、監督を『のだめカンタービレ最終楽章 後編』の川村泰祐監督が手掛ける完全オリジナルストーリー。

イベント時は、あいにくの雨模様であったが、満員の観客に見守られる中、綾瀬はるかさん、岡田将生さん、吹石一恵さん、大杉漣さん、香川照之さん、吉田里琴さん、川村泰祐監督が登壇した。綾瀬さんは登壇して早々足をつまずくアクシデントの後、「すいません、気を抜いていました」と発言して会場を沸かせた。それがツボに入ったのか、自己紹介の時の岡田さんはしばらく笑いが止まらず、「一回深呼吸したほうが」「一回袖に出たほうが」と茶々が入る一幕もありさらに会場が湧いた。

面白エピソード満載の撮影現場

img_7788_r

撮影中の思い出について、岡田さんは「椅子をくるくる回りながら僕のところに来るシーンがあるんですけど、勢いがつきすぎて僕にぶつかって、僕もテーブルの上の物も吹っ飛んじゃいました」と語り、吹石さんは「とにかくずっと綾瀬さんと岡田くんが、自分のほうがしっかりしていると言い争っているのを、そうだねそうだねって言いながら見ているのが楽しかったです」と、現場の楽しい雰囲気が伺えるエピソードが続いた。最年少の吉田さんは撮影の初日に綾瀬さんから誕生日プレゼントとしてブランケットを頂いた話をし、「早く終わっちゃうのが寂しかったです。だけどいい映画ができたので嬉しかったです」と終始かわいい笑顔を絶やさずに語っていた。大杉さんは「去年の秋に還暦を迎え、第一作がこれでしたが、非常にメモリアルな作品になりました」、香川さんは「“テクマクマヤコン、テクマクマヤコン”や“ラミパス、ラミパス、ルルルルル”が言えて幸せでした」と、ベテラン俳優陣にとっても刺激の多い映画となったようだ。

大杉漣「アッコちゃんをやりたい」

img_7973_r

イベントでは、マルバツ札を持った質問タイムがあった。「“絶対に秘密だよ!”という言葉を守る自信があるか」という質問に対して、マルを上げたのは吉田さん、綾瀬さん、岡田さん、吹石さんの4人。香川さん、大杉さんのベテラン男性2人はバツを上げた。香川さんは「ぜっっったいに、っていうやつは守りますけど、自信はないです」、大杉さんは「いままでの経験上、ここだけの話とか秘密の話ねっていうのは漏れてますね(笑)」と回答。これを受けてマルを上げていた吹石さんは「年長さんの2人がバツということはこれから我々も生きていくといつかマルがバツになる時が来るのかな、と予感しています」と言いながらも笑みが漏れていた。

img_7965_r

「自分が演じた以外の役を演じてみたかったか」という質問では、大杉さんが「許していただけるのなら、アッコちゃんをやりたいです」と発言し会場からは拍手喝采が起きた。また、「綾瀬さんは本当に素敵なんで、僕の場合はアッコちゃんを大阪のおばちゃんもどきにしたい」という演技プランも披露した。最後に、「続編があったらもう一度出たいか」という質問には、全員がマルの札を上げた。これを受けて監督は「続編もまた綾瀬さんを見てみたいですね」と話しており、残念ながら大杉さんのアッコちゃんは実現しそうになさそうだ。

テクマクマヤコンテクマクマヤコン大ヒットにな~れ!

img_8159_r

イベントの最後には、10歳のアッコちゃん役の吉田里琴さんと、22歳のアッコちゃん役の綾瀬はるかさんによる“大ヒットの祈願の魔法”がかけられた。2人のアッコちゃんによってかけられた魔法は、きっと強力なものに違いない。

映画『映画 ひみつのアッコちゃん』公式サイト[リンク]

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 「テクマクマヤコンテクマクマヤコン大ヒットにな~れ!」 『映画 ひみつのアッコちゃん』初日舞台挨拶

srbn

ネットで流行っているものを追いかけていたら、いつの間にかアニメ好きになっていました。 http://com.nicovideo.jp/community/co621

TwitterID: srbn

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。