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埼玉銘菓『十万石まんじゅう』は本当に「うますぎる」のか?

埼玉銘菓『十万石まんじゅう』は本当に「うますぎる」のか?

今回はNikolaschkaさんのブログ『うさぎ小屋の住人』からご寄稿いただきました。

埼玉銘菓『十万石まんじゅう』は本当に「うますぎる」のか?

ずいぶん昔の話になるが、部署の人間が9割埼玉県民という職場で働いていたことがある。彼らはお昼時、おやつ時に何か美味しいものを食べ、ひとりが「うまい」と云うと、続けて本人、または別の誰かが「うますぎる」という、謎のやりとりを頻繁にやっていた。
その埼玉県民のなかでしか行われない謎の符号に恐ろしい陰謀が隠されていた――なんてことはなく、聞けば埼玉の地元テレビ局で流れる『十万石まんじゅう』CMのキャッチコピーなんだとか(ゆえに正確には埼玉県民だけが知っている訳ではなく、テレビ埼玉を受信している地域の人ならば誰でも知っている可能性がある)。

それにしてもその浸透率には驚かされる。埼玉県民に逢ってこの話をすると、誰もが笑いながら「うまい、うますぎる」と云ってくれる。私もその存在を知って以来、「○○、○○すぎる」の応用もまじえながら使うようになった。

人の心にすんなり入ってくる、そんな凄いキャッチフレーズを考えたのは、なんとあの棟方志功だという。
以下は十万石さんの公式サイトからの引用だ。

無類の甘党だった志功先生は「あんたが作ったのかい」と一口食べ、一気に5個もお召し上がりになられたとか。
6個目のまんじゅうに手を伸ばしながら、
「うまい」
「行田名物にしておくには」
「うますぎる」とおっしゃり、直ちに絵筆をお持ちになりました。 忍城のお姫様が生きていればきっと同じ事を言ったに違いないと皆様 おなじみになりました絵をお描きくださったのです。
http://www.jumangoku.co.jp/deai/deai.html

棟方志功氏も大絶賛のまんじゅうだった訳だ。

しかし長いこと『十万石まんじゅう』の存在を知りながら、実は私は一度も食べたことがなかった。神奈川県民だった頃も、東京都民の今も、埼玉は“お土産を買って帰るほど、遠い場所ではない”という認識だったからだ。
ゆえにネタにはしていたものの、企業が自社製品を盛ってPRすることなどよくある話、「そんなに云うほど“うますぎる”のか?」と、懐疑的だった。

すると先日、埼玉県に住む現在の職場の同僚Mが『十万石まんじゅう』を買ってきてくれた。
これで遂に私は長年その存在を知りながら、キャッチコピーに疑念を持ち続けた『十万石まんじゅう』の味を、自分の舌で確かめることができることとなった。

私が食べる前に食べた同僚たちのコメントも載せておこう。

・最も早く『十万石まんじゅう』を手にしていた、いつも笑顔のEさん(女性)
「あっ、これは、ンフフ、うん、うますぎる、フフフ、美味しいよ! ンフフフフ」
どうやら謎の笑い声が漏れてしまうほど美味しかったようだ。

・ほぼ毎日チョコレートを食べている、絶賛ダイエット中のMさん(男性)
「あ、うまい! 餡子が甘すぎず、しつこくなくて、さっぱりしていますね」
料理評論家のようなコメントで絶賛。

・健康志向なのにジャンクでもおやつの話には必ず加わるSさん(男性)
「うまいうますぎる。ごちそうさまでした」
シンプルななかに、『十万石まんじゅう』へのリスペクトが見える。

・社員の間では本業よりも料理の腕で知られているOさん(女性)
「うまーい! うますぎる……!」
そんな絶叫するほどなのか。

さまざまな反応を見た後、私もいただくことにした。
……なるほど。Mさんの云うとおり、甘すぎずしつこくなくさっぱりしている。
後を引かない控えめな甘さは、まさに“風が語りかける”よう。
※「風が語りかけます」は『十万石まんじゅう』のCMの導入部コピー。

これはうまい、うますぎる……!

という訳で、どうやら『十万石まんじゅう』のキャッチコピーに偽りはなかったようだ。埼玉県民Mがわざわざ買ってきてくれた『十万石まんじゅう』15コ入りは、あっというまになくなってしまった。
甘党ではない人でもいけるくらい、本当に控えめで上品な甘さなので、まだ食べたことのない方は是非一度、「うますぎる」まんじゅうを食べてみてください。

執筆: この記事ははNikolaschkaさんのブログ『うさぎ小屋の住人』からご寄稿いただきました。

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