【言われてみれば気になる】8話で完結した『週刊少年ジャンプ』史上最短の打ち切り作品「チャゲチャ」の作者はまさかのアノ人!?

チャゲチャ
これまで数多くの名作を世に輩出してきた集英社が発行する「週刊少年ジャンプ」は1968年7月11日に隔週刊誌として創刊された日本を代表する漫画雑誌。刊行当時は大物・中堅作家の獲得がスケジュール的な問題で困難となっていたのだが、この状況を逆手に取り、伸び代ある若手の作家を積極的に起用し、漫画の新時代を築き上げてきた。今どきの小学生でも「ワンピース」「ドラゴンボール」等を愛読している子はとても多い。
だが、ジャンプは言わずとしれた読者アンケート至上主義。ページの間には“愛読者アンケート”というハガキがついている。このハガキには、その週面白かったマンガの中から3つ順に記入していくコーナーがあり、編集部はこの結果を重要視しているとのことで人気がなければ10週で打ち切られるというシビアな背景もある。
その為、新連載を目指す漫画家や打ち切りを喰らい、再起を目指す漫画家たちは死物狂いで珠玉の作品や構想を生み出しては編集部に何度も持ち込みを行うなど水面下では非常に激しい枠争いが繰り広げられているのだ。
ジャンプの短期打ち切り作品といえば「ロケットでつきぬけろ!(2000年34号 – 44号)」が個人的には印象的だが、最短の8週で幕を閉じた「チャゲチャ」という作品があり、この記録は未だ破られていない。そして、この作品を手かげた作者の澤井啓夫さんはまさかのアレを描いている方でした、、、!!!

澤井啓夫さんは伝説のギャグ漫画「ボボボーボ・ボーボボ」も手掛けていた!

ボーボボ
ボーボボは、2001年~2007年まで週刊少年ジャンプで連載。突拍子もないような展開の数々で、記憶に残るような名場面を生み出してきた。当時の人気の勢いは凄まじく2003年から2005年にかけてアニメ化(PTAからの苦情が殺到する騒ぎにまで発展)、さらには複数のタイトルに渡ってゲーム化もしている。
チャゲチャはボーボボの連載終了後の2008年よりジャンプで連載が開始されたがカオスすぎる内容がボーボボの時のように全く読者に受けず僅か8話で終了。単行本は辛うじて1巻を出せた程度。
ヤンキーが夢と野望を持って集まる日本一の大都市・暮東京。この危険極まる街に老け顔の高校生・チャゲチャが現れ、超抗争が勃発! 新たな不良伝説が幕開く!!といったあらすじ
だが、当時のネット掲示板には「感覚が麻痺してきてだんだん面白くなってきたのにもう打ち切りかよ」「徐々にはまりつつあったので残念。」など短期打ち切りに対して悲痛な声も少なからずあった。
この作品が気になった方は是非アマゾンやジャンプBOOKストアでポチって読んでみてくだい!(古本屋にある可能性は限りなく低いと思うので・・・)

 【参考】「ダ・ヴィンチニュース」:2018年7月31日https://ddnavi.com/review/475935/a/
「ニコニコニュース」:2016年1月16日https://news.nicovideo.jp/watch/nw1991045
(written by 虫歯太郎)

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