これでもう恥ずかしくない!? トイレ用擬音発生装置『エコオトメ』製品レビュー
出先でちょっとトイレを利用した際、他人にその“音”を聞かれたくないという羞恥心から、それを隠すためにずっと水を流し続ける方は多いようです。これは元々の「洗浄する」という機能面から逸脱し、水を無駄に使い続けているわけです。この「音を消す」という行為は、特に外の公衆トイレなどで起こる事が多いため、トイレの運営者のコストも増加していました。
そこでらトイレ陶器を開発するメーカーなどにより、まだ世間で“エコ”という言葉が流行する前から擬似的に流水音を発生させるトイレ用擬音装置の開発・販売が行われるており、主に女性用トイレ内の個室に設置されてきました。ただ、このトイレ用擬音装置も全てのトイレに設置するのはやはりコストが増加するため、古いトイレには設置されていないということも多々あります。
前置きが長くなってしまいましたが、そこで今回はこちら!エポック社より8月29日に発売される予定の、携帯できるトイレ用擬音発生装置『エコオトメ』です。トイレで恥ずかしいあの音を、いつでもどこでも隠してくれます。キーホルダータイプでサイズは幅30mm×高さ65mm×奥行き20mmと、握ったら隠れてしまうくらいの小ささです。
使い方は非常に簡単。『エコオトメ』の表面にボタンがついていますので、それを押したら流水音が流れる、という仕組みです。ただ押すだけで音がなってしまうとキーホルダーとして使っていて誤動作を引き起こしてしまいますので、約2秒長押しすることにより電源が入り、音が出るようになっています。流水音は約25秒間流れ続け、もう一度音を出したい場合は流水音が終了後にもう一度押すと、すぐにもう一度音が流れます。再度約2秒長押しする事で強制的に電源をオフにして終了させる事もできます。なお、電源がオンになっている状態で約1分放置すると自動的に電源がオフになります。
実際にオトメの心をもつ(気がしただけです)筆者が持ち歩いてみましたが、公衆トイレを回ってみても男子トイレだからかもしれませんが、確かにトイレ用擬音装置が置いてあるところは少ないんですよね。そして実際にあまり聞きたくない音は時々個室内から聞こえてきます。これは、言われてみれば恥ずかしい気がするような…。
そこで実際に個室内で『エコオトメ』を使ってみたところ、これが響く! 小さな個室内で大きく反響します。確かにこれは音が隠せているのではないでしょうか。サイズの小ささから音量だけが心配だったのですが、適切な音量だったため安心して目的を果たす事ができました。
本体は2個のボタン電池(LR44)を使用していて、新品のボタン電池を使用した場合は約1000回の連続使用ができます。なお、はじめからテスト電池が内蔵されているので購入後すぐに使う事もでき、価格は税込315円と大変お手頃。全国玩具店、量販店、雑貨店、ドラッグストアなどで購入できます。色と柄が3種類あり、桃色(ハート)、水色(リボン)、白色(地球)と自分の好みが選択できます。キーホルダーとして外からも見える物ですから色は重要かも知れません。
また『エコオトメ』の名前どおり、どちらかというと女性向けに見える商品ですが、もちろん恥ずかしがりの男性も使いたい方がいらっしゃるでしょう。そんなオトメな男性の方には色も柄も特に性別を選ばない白と地球の組み合わせがオススメです。日本人の恥じらいの心を忘れていないオトメの方には、これは必携ですよ。
■関連記事
SONYカーナビ『nav-u(ナブ・ユー)』を現役女子大生が使ってみる
PCはタフであれ! 超・頑丈PC『タフブック U-1』
『OLYMPUS PEN E-P1』でトイカメラ風写真を撮って遊んでみた!
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。