「若者は仕事を舐めている」「コロナは気持ち入れてたら、かからない」 驚きの求人広告を出した企業が大炎上中 会社はなりすましを主張

「若者は仕事を舐めている」「コロナは気持ち入れてたら、かからない」 驚きの求人広告を出した企業が大炎上中 会社はなりすましを主張

 
「新型コロナは気持ちいれて働いていたらかからない」「残業代なんて出すわけない」と記載された求人広告が、ネット上で物議を醸しています。これを受け、求人元は第三者による悪質な改ざんと釈明し警察に被害届を提出するも、ネット上ではいまだ「この会社が“無実”な証拠はない」「恨みのある元従業員の告発」と様々な意見が飛び交っているようです。
 
問題となっているのは、ストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」が大手転職サイトengageに掲載していた求人広告。その求人では、執行役員の言葉として『仕事舐めてる若者が多すぎます』『有給消化なんて周りのこと考えたら使えないはず』『残業代なんて出すわけがありません』『そういう舐めている人は叩き直します。いや叩き潰します』『新型コロナだって体調管理ができてない証拠。あんなもの気持ちいれて働いていたらかからない』などといった信じがたい言葉が記載されていました。
 
参考記事:これって「なりすまし」なの? これだけの操作をできるのは内部告発では? 問題の求人広告がこちら!
 
この広告がTwitterで拡散されると、ネット上で大きな批判を呼び炎上騒ぎへと発展します。
しかしその後、この発言をしたとされた執行役員の女性や、Dr.ストレッチ運営元の株式会社フュービックの代表が、何者かのなりすましによる悪質な改ざんであると主張。またフュービックの公式サイトでも『当該求人サイトのIDを不正に利用した第三者が事実とは異なる内容を記載したものであることが確認されました』と釈明し、『威力業務妨害ならびに名誉毀損行為に当たる』として、3月10日に警察に被害届を提出したと明かしています。
 
一方で、転職サイトengageを運営するエン・ジャパン株式会社は、公式サイトで『一部のSNSやネット記事にて、当社が運営するサービス「engage(エンゲージ)」への不正アクセスについて言及がありますが、不正アクセスやそれによる情報漏洩が発生した事実はありません』と言及。さらなる波紋を広げています。
この問題に対し、ネット上では、「乗っ取り改竄ならエンジャパンがヤバイ。パワハラならドクターストレッチがヤバイ。どっちなんだろう」といった声をはじめ、
「気持ち入れてID管理してたらなりすましはされないのでは。なりすましなら、サイト経由の求人応募者の個人情報もガバガバですよね?」
「会社の言い分が事実だとしても無料サービスを利用した顛末だから気の毒とは思えません。それより、違法な求人内容を弾く機能すら実装していない求人サイトを運営するエンジャパンがヤバイと思いました」
「engage自体に不正アクセスの形跡なしってことはフュービックの内部犯行の線が高いんだろうな、IDをなんらかの手段で入手したんじゃないかな。その場合、engageには不正アクセスとは認められないだろ」
「“不正アクセスによる悪質な改竄”“犯人は特定できてない”ではこの会社が“無実”な証拠はないよな。少なくともそんな事を書かれた会社に敢えて入ろうと考える変人はいないだろ。仮に内部犯行や元従業員が犯人だとすれば、恨みを持たれるような扱いをやってたからだろうし、実際そんな事を言うブラック上司は存在するしな」
「求人広告なりすましが本当だとして恨みのある元従業員の告発としか考えられないし、どっちにしろ記載内容は事実なんじゃないか?」
「ま、内部告発と受け止めましょうか。ブラックなんだね」
などといった声が見受けられました。
 
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いまもなお、ネット上では様々な憶測が飛び交っている状況のようですが、フュービックはこの件の詳細について『さらなる調査の上、弊社ホームページにてご報告させていただきます』としています。今後、真相は解明されることとなるのか注目が集まります。(文◎絹田たぬき)
 

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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