「彼は俳優の道でも成功できる」世界的ラッパーポスト・マローンの演技に大注目！　Netflix映画『スペンサー・コンフィデンシャル』

2020/03/11 19:00 藤本エリ映画

Netflix映画『スペンサー・コンフィデンシャル』が全世界独占配信中。「トランスフォーマー」「テッド」シリーズで知られる人気と実力を兼ね備えた俳優マーク・ウォールバーグと、『ハンコック』のピーター・バーグ監督がタッグを組んだ痛快サスペンス・アクション超大作です。

『スペンサー・コンフィデンシャル』
刑務所での5年の服役から出所したスペンサー（マーク・ウォールバーグ）は、頑固者で喧嘩っ早い、粗野な男だが実は正義感溢れる元警察官。服役していた5年という歳月で恋人シッシー(イライザ・シュレシンガー)からは見切りを付けられ部屋を追い出されることに。友人ヘンリー(アラン・アーキン)の紹介でひょんなことから同居することとなり、図らずも相棒となったホーク(ウィンストン・デューク)と共に、投獄されるきっかけとなった世間を大混乱に巻き込んだ殺人事件の謎を調査していくスペンサー。ふたりは隠された真実とその裏にうごめく陰謀を暴き出そうとするが、汚職警官、麻薬カルテル、その裏に潜む大物政治家らの巨大な悪に気がつき、裏社会の口封じのターゲットになってしまう。果たして彼らは迫りくる危険に立ち向かい、法の下の正義を貫くことができるのか……？

世界的人気ラッパー、ポスト・マローンが本作で初めて映画出演している事でも話題の本作。マークが「ポストは俳優の道でも成功できる」と大絶賛するほどの名演技を披露したことが明らかに。それにより、当初よりも出演シーンが増えたそう！

本作で謎の囚人スクイーブ役を演じるポスト・マローンは、映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の挿入歌としても人気を博した「Sunflower」や、「rockstar」「Psycho」「Circles」などの楽曲で知られる世界的人気ラッパー。本年度グラミー賞では「Sunflower」が年間最優秀レコード賞と最優秀ポップ・パフォーマンス賞の2部門にノミネートされるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの 24歳。元々共通の知人経由で知り合いとなり、ポストと親しい間柄だったというマークは、「以前、ポストが“映画に出演して、劇中で死ぬ役をやりたい”と言っていて、死ぬ役が出来るかどうかわからないけど、僕を殴ったり刺したりする役ならあり得るかもね、と冗談を言っていたんだ」と本作の製作開始前の会話を振り返り、ポストが俳優業に乗り気だったことを話します。

その後本格的に話は進行し、ポストの映画デビューが実現。マーク演じるスペンサーと激しい乱闘を繰り広げるシーンも登場するなどポストの要望も叶えられ、マークが「撮影中、最高だった瞬間のひとつがポスト・マローンの映画出演だよ。彼は今後、俳優の道でも成功できると思うよ」と太鼓判を押すほどの見事な演技を披露。

製作総指揮を務めるジョン・ローガン・ピアソンは「ポストは演技の準備をしっかりしてきて、エネルギッシュな演技を披露して皆を圧倒したんだ。その結果、彼の役は当初の予定よりも出番が増えたんだよ」と、演技への情熱と俳優としての秘められた実力が実を結んだ事実を明らかに。撮影を終えたポストは、「相当神経を使ったけど、最高の体験だったよ! マークも勿論だけど、バーグ監督はとてもエネルギッシュで斬新なアイデアとビジョンも持っていて、一緒に仕事が出来て光栄だ」と自身の俳優デビューに満足気。今後、音楽業だけでなく俳優業にも本格進出することも期待される、“俳優ポスト・マローン”としての第一歩となる作品。彼が全身全霊で挑み、新たな才能が発揮されている本作は必見です！

【動画】マーク・ウォールバーグ主演『スペンサー・コンフィデンシャル』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=awJZjf4HfmM [リンク]