賢く健康管理できるスマートウォッチ“fitbit”を徹底解説!

現在「IoT(モノのインターネット)」を身近に感じられる機器として、「スマートウォッチ」があります。スマートウォッチにはユーザーの身体データを取得してスマホアプリと連携を取ったりと、さまざまな機能が搭載されています。
さまざまなメーカーがさまざまなスマートウォッチを販売していますが、特に健康管理に力を入れているのが「fitbit」のスマートウォッチシリーズです。fitbitを装着すれば、適切な睡眠管理により健康的な生活を維持しやすくなります。
今回はスマートウォッチで健康管理したいと考えている方向けにfitbitとは何か、そして製品ラインアップや使用メリット、実際の使い方などを解説していきます。
fitbitとは

fitbitとはアメリカ発のウェアラブルデバイス(体に身につけるデジタル機器)開発・販売会社および、同社のスマートウォッチ(フィットネストラッカー)ブランドを指します。
2007年に設立し、スマートウォッチメーカーの先駆けとしてさまざまな製品を発売してきました。2019年11月には「Google」に買収されると発表され、大きなニュースになりました。
fitbitのスマートウォッチラインアップ
2020年2月現在、fitbitのスマートウォッチラインアップは次のとおりです。
・fitbit Versa 2・・・前モデルVersaの強化版、メインモデル
・fitbit Versa Lite Edition・・・Versaの低価格版
・fitbit ionic・・・fitbitの上位モデル
・fitbit charge3・・・健康管理機能を洗練させたモデル
・fitbit inspire(HR)・・・コンパクトで取り回しやすい
・fitbit ace2・・・子どもの健康管理などに向けたモデル
と、2007年から事業をスタートさせているだけありモデル数は多いです。ユーザーは多彩なラインアップから、自分に合ったモデルを選べるメリットがあります。
たとえば「音声で気軽にスマートウォッチに命令を出したい」と思ったら、「アレクサ」が搭載されている「fitbit Versa 2」がおすすめです。また「fitbitを安く手に入れたい」と思った場合は、「fitbit Versa Lite Edition」が向いています。
アクセサリーも豊富に取り揃えてあるので、好きなものを見つけてfitbitをカスタマイズできます。
fitbitの魅力
fitbitの魅力は、次のとおりです。
睡眠の質を改善して、健康維持につなげられる
fitbitの大きな特徴として、睡眠管理に関する機能が充実している点が挙げられます。
毎日fitbitを身につけて睡眠を取るだけで、睡眠のステージや質を数値化可能です。
・目覚めた状態
・レム睡眠
・浅い睡眠
・深い睡眠
ステージは上記などのカテゴリーに分けられており、各ステージにどれくらい時間を取ったのかがグラフといっしょに表示されます。
また睡眠スコアは0点から100点まであり、100点に近いほど良質な睡眠を取れています。
最近では
・睡眠の中で最も起床に適した時間に、ユーザーを起こしてくれるスマートウェイク機能
・AIと機械学習を活用し、より高精度の心拍数情報取得を実現
など最新の機能も追加されています。
fitbitが今までに獲得した睡眠時間データは100億件をすでに突破しており、膨大なデータを活用して製品アップデートを重ねています。今後もユーザーから睡眠時間のデータを収集し、よりよい製品の開発へつなげていくでしょう。
通常のスマートウォッチとしての機能も多彩
fitbitは単なる健康維持管理のツールとしてだけでなく、スマートウォッチとしても利用可能です。
たとえば
・音楽ストリーミングサービス(聴き放題サービス)を呼び出す
・メールやLINEなどからの通知を受信して、メッセージを表示する
・搭載NFC(ICチップ)により、fitbit本体だけで決済を行う
など、多彩な機能が用意されています。
ただし、モデルごとに搭載されている機能は異なるので注意が必要です。
次のページ > fitbitは連携できるアプリが多数!具体的にできることは・・・?
健康に関係するiPhoneアプリやAndroidアプリと連携できる
fitbitには専用のスマホアプリが用意されており、
・1日の活動データの表示
・トレーニング内容の記録
・トレーニング内容の共有
など幅広い機能を使えます(iPhone用アプリも、Android用アプリもあり)。
さらに、専用アプリ以外にも連携しているアプリがたくさんあります。
たとえば、
・「Peloton」アプリと連携して、自転車での活動記録を正確に記録する
・「Thermos Hydration Bottle with Smart Lid」で、スマートキャップ内蔵の水筒と連携して水分補給量などを可視化する
など、fitbitの機能を拡張してくれるさまざまなアプリを活用できます。
fitbitの使い方
fitbitの簡単な使い方は、次のとおりです。
1.fitbitアプリをインストールする
2.fitbitの登録画面へ進む
3.連携させたいfitbit機器を選択する
4.名前(ニックネーム)やメール、パスワードを入力する
5.年齢や身長、体重などを入力する
6.規約に同意し、fitbitとスマホを接続(ペアリング)する
7.簡単な使い方説明などのチュートリアルを確認する
fitbitを装着すれば、手軽に睡眠を管理して健康を保てます。健康以外の機能も充実しているので、ぜひ購入検討してみてください。
なお、こちらの記事では、スマートウォッチ全般におけるタイプやメリットなどより詳しく解説しています!ぜひご覧ください
Copyright © 2020 iedge All Rights Reserved.
関連記事リンク(外部サイト)
Waymoが22億5,000万ドルの外部投資を確保
wishで購入したスマート南京錠「OKLOK」を使ってみた!結果はいかに?
早くも話題に!iphone12に関する“うわさ”まとめ

最新IOTテクノロジーを用いた防犯セキュリティーシステムや家電設備を搭載したスマートホーム(スマートハウス)情報をお届け。まだ日本では未発表のアプリやデバイス/ガジェットも全公開します。
ウェブサイト: https://www.iedge.tech/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。