謎の外国人が障害者を装い日本国旗を売り歩いている 全国から被害者が続々と 「私は聴覚障害者です」と書かれたカードを見せる手口

バーガーキングで食事してたら「私たちは聴覚障害者です」というカードを外人に見せられしょぼい旗を500円で買わされた。ほんとに聴覚障害者かわからんかったし断わりゃよかった。店員に言ったらそんな行為も許可してないらしいし食事もせず出ていったし常識外の人だわ… pic.twitter.com/xVT3sHChmY
— llll (@findexec) November 10, 2018
聴覚障害者を装い国旗を売りつけてくる外国人の目撃情報が福岡市内で相次ぎ、注意が呼びかけられています。Twitterなどでは「しょぼい旗を500円で買わされた」「500円ぐらいなら詐欺でもいいかと思って買った」と、実際に国旗を購入したという人の証言も見受けられました。
実際に被害にあった人曰く、謎の外国人が棒についた日本の国旗を突然差し出してくるとのこと。そして、無言で『私たちは聴覚障害者です。あなたたちとの文化にふれあいたいので、私たちの旗を500円で購入していただければ素晴らしい日本を知ることができると思います。どうぞご協力よろしくお願いします』などと書かれたカードを見せ、500円を請求してくるそうです。
しかし、本当に障害があるのかは疑わしく、善意を踏みにじる悪質な詐欺である可能性が高いとのことでした。
また、こうした国旗売りの目撃証言は数年前から続いており、福岡市内だけでなく東京や大阪など全国各地に出没しているようです。
参考記事:「東京タワーが見たかった」 マレーシアから日本国内へ入国した少年の身柄を確保 事件を重く見た家裁は検察に身柄を送致することを決定 | TABLO
Twitterなどでも多くの目撃証言が寄せられており、
「私もこれ、大濠公園で出会った! お金持ってなかったから渡せなかったけど、持ってたら渡したかも知れん」などといったものや、
「食事してたら“私たちは聴覚障害者です”というカードを外人に見せられしょぼい旗を500円で買わされた。ほんとに聴覚障害者かわからんかったし断わりゃよかった。店員に言ったらそんな行為も許可してないらしいし食事もせず出ていったし常識外の人だわ…」
「喫茶店でコーヒー飲んでたら、知らん外国人にいきなり日本の国旗(棒がついてて振れるやつ)を差し出されてカードを見せられる。いわく“私は聴覚障害者です、500円で国旗を買ってくれれば日本の文化に貢献なんちゃら~”とか言うのが英語と日本語で書いてあった。……新手の寸借詐欺かな?」
「上野から秋葉原まで歩いて電車賃ケチろうとしたら日本の旗渡されて、札を渡された。札には海外の聴覚障害者だから聞こえないが500円募金してくれと書いてある。募金してしまった。英語で話しかけても聞こえない感じだった。リアルな聴覚障害者か疑わしいがうまいやり方だなと思った」
「通りがかった外国人が“私は聴覚障害者です。この日本国旗を500円で買って私を応援してください”的なカードを見せてきたので、まぁ500円ぐらいなら詐欺でもいいかと思って買ったった。強く生きるんだゾ」
などといったツイートが見受けられました。
通りがかった外国人が「私は聴覚障害者です。この日本国旗を500円で買って私を応援してください」的なカードを見せてきたので、まぁ500円ぐらいなら詐欺でもいいかと思って買ったった。
強く生きるんだゾ pic.twitter.com/doO3MbkaXX
— すみと
のベルズ (@belle818sk) February 8, 2020
関連記事:とある公務員女性の水着姿がネットで拡散され通報 公で働く者は露出の多い水着を着てはいけないのか? | TABLO
こうした行為を詐欺罪として立件するのは難しいのが現状とのことですが、不審に思ったら周囲の人や警察に相談をするようにと注意が呼びかけられています。(文◎絹田たぬき)
関連記事リンク(外部サイト)
日テレ24時間テレビに重大なヤラセ疑惑 タイで行った“東日本大震災の死者を弔う祭り”は金を払って人々を集めたデッチ上げだった!
タピオカ・ミルクティーを飲み続けた結果、死を覚悟した女性 今から恐ろしい話をします
加藤紀子(46)の美しい水着姿に明石家さんまも感嘆 なぜこんなにすごいスタイルを維持できるのか? と話題

TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
ウェブサイト: https://tablo.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。