チビッコが食事に集中できるおもちゃ「猫舌フーフー」を使えば4歳児でも二郎系ラーメンを食べられた!

友人の息子・Kちゃん(4歳)は食べることが大好き! 大好物は大盛り料理全般で、外食に行くと大人用のサイズの食べ物も一人でペロリと平らげてしまいます。食べ物の好き嫌いもほとんどなく、モリモリ食べてスクスクと育っている姿はとても微笑ましいものです。

ラーメン二郎で初めて挫折を味わう……

ところが先日、Kちゃんは人生で初めて挫折を味わいました。富士山のように盛られたヤサイの山が特徴的な二郎系ラーメンをテレビで知ったKちゃんは「アレ、食べたい!! ジロウ、食べる!!」と大興奮。

ところがKちゃんの両親がKちゃんを近所の二郎系ラーメン屋に連れて行ったところ、あまりにも大きなヤサイの山を前にKちゃんは戦意喪失。ラーメンにはほとんど手を付けず、割り箸をドラムスティックのように持って丼を叩いて遊び始めてしまったため、両親が大急ぎでKちゃんの分まで食べることになったそうです。

食卓コミュニケーション・トイ「猫舌フーフー」

そんな話をKちゃんの両親から聞かされた直後のことでした。チビッコが食事に集中できるおもちゃ「猫舌フーフー」なる商品が東洋製罐グループによって開発されているという情報を入手。早速サンプルをお借りしてみました。

こちらは東洋製罐グループによる「OPEN UP! PROJECT」の一環として開発され、今後の商品化を目指しているそう。「猫舌フーフー」を食器のフチにセットし、スイッチを入れると口から息を吹きかけて熱い食べ物や飲み物を冷ましてくれます。

基本機能はそれだけ。子供だましにもほどがあるぞ……と思いきや、「猫舌フーフー」はたまに耳を動かしたり、息を吹き出しすぎて疲れて息切れしたり、ニャーニャーと可愛い声を出したりと、チビッコが食事に飽きないような工夫をたっぷりと詰め込んでいるというのです。

……果たして本当に効果があるのでしょうか? せっかくなので、自宅で作れる二郎系ラーメンをネット通販で購入し「猫舌フーフー」をセットしてKちゃんにリベンジの機会を設けることにしました。

再び二郎系ラーメンと対峙したKちゃんですが、「えー、またジロウ? オレ、ジロウ嫌いー」と戦前逃亡しそうな雰囲気に。二郎系ラーメンが完全にトラウマとなってしまっているようです。

そこに「猫舌フーフー」が登場!

両手をスープのアブラの層に浸しながら「フーッフーッ!」と息を吹きかけ、Kちゃんが二郎系ラーメンを集中して食べられるようにサポートしてくれています。

しかしKちゃんは「猫舌フーフー」の奮闘もアウトオブ眼中。相変わらず二郎系ラーメンに興味が向きません……。

ところがここで両親が「ネコちゃんが応援してくれてるよ!」「冷ましてくれてるね! 優しいな~」などと声をかけると、次第にKちゃんが二郎系ラーメンに興味を向け始めました……!

飽きずに二郎系ラーメンを食べられた!

そしていよいよ箸をとり、二郎系ラーメンに手をつけ始めたKちゃん。えらい! えらいぞっ!!

「これはなかなかウマいものですね」などと生意気な口をききながら豪快に麺をすすり、「猫舌フーフー」は跳ねたスープを浴びまくって油まみれに!

「もっと上手に食べないとネコちゃんがかわいそうだよ」なんて声をかけられながら集中して食べ続け、最後はKちゃんのお兄ちゃん(6歳)のサポートも受けながらほとんど食べ切ってしまいました……!

いやあ、すごい食欲! 恐れ入りました。それにしてもKちゃんが二郎系ラーメンにリベンジできたのは本当に「猫舌フーフー」のおかげだったのでしょうか。

両親に話を聞いてみると「Kちゃんは一度興味を失ってしまうと全然食べなくなってしまうのですが、「猫舌フーフー」のおかげで食事に再び興味を持つきっかけを作れたと思う」とのことでした。

確かに頭ごなしに「ちゃんと食べなさい」と注意されるよりも、「猫舌フーフー」の行動に注目させて食事に興味を持たせるほうがチビッコには適切なのかもしれませんね。

現時点では「猫舌フーフー」の商品化は決まっていないそうですが、発売されればきっといろいろなご家庭で活躍することになるのではないでしょうか。今後の展開に注目です。

食卓コミュニケーション・トイ「猫舌フーフー」
https://jp.open-up.tskg-hd.com/ideas/buddycatfufu/ [リンク]

(執筆者: ノジーマ)

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. チビッコが食事に集中できるおもちゃ「猫舌フーフー」を使えば4歳児でも二郎系ラーメンを食べられた!
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。