【原発20キロ圏内のリアル】二宮金次郎とモニタリングポスト――福島県双葉郡富岡第一小学校
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福島県双葉郡富岡町立富岡第一小学校
富岡第一小学校は海から1キロほどのところに位置する。
津波はすぐ近くにまで押し寄せたが校舎は無事だった。この小学校から大人の足で徒歩5分ほどのところにあるJR常磐線富岡駅の駅舎は流されてしまっている。
震災当時、児童数は400名ほどだったが、1年生はすでに下校したあとで、ほかの学年は帰りの会(ホームルーム)が行われていた。速やかな避難で全員無事だった。現在は、郡山市内にサテライト校を設けている。
校歌は川内村に居を定めていた詩人の草野心平によるもの。「かがやく未来」という締めのことばが皮肉に感じてしまう。
富岡第一小学校と富岡第一中学校を隔てる道路。
二宮金次郎の像の横にモニタリングポストが設置されていた。
※「原発20キロ圏内のリアル」は、福島第一原発警戒区域20キロメートル圏内の現在の姿を写真とともにお届けする連載企画です。
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folder政治・経済・社会
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連載「原発20キロ圏内のリアル」で福島第一原発警戒区域20キロメートル圏内の現在の姿を写真とともにお届けします。
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