今年注目のAIカメラドローン「Power Egg X」が発売

中国の AI / ロボット開発企業 Power Vision が今年注目の新作ドローン「Power Egg X」を国内で発売しました。
Power Egg X には標準キットのエクスプローラー版(99,900 円)と、防滴パーツや離着水用のフロートが付属するウィザード版(146,900 円)が用意されています。
アームと閉じるとまるで「たまご」みたいなデザインとなり、「空飛ぶ卵」として有名な Power Egg、その後継モデルが今回の Power Egg X となります。
前作 Power Egg はただ奇抜なデザインのドローンという製品でしたが、今回の Power Egg X はドローンとしてだけでなく、三脚にマウント可能なビデオカメラや手持ち撮影ができるハンディジンバルカメラとしての使い方もできるようになって、陸上撮影用のカメラ機材としても利用できます。
一般的なドローンが及ばない範囲の撮影も可能にしているということで、Power Egg X を今年注目のドローンだと考えています。
また、Power Egg X には AI を活用した優れた精度と性能の顔認識 & 自動ロック機、追尾機能、オートフレーミング機能、ジェスチャーコントロール機能が搭載されており、陸上・空中問わず簡単に撮影できて完成度の高い自撮りや追尾撮影が可能となっていることも注目です。
Power Egg X は高性能な GPS ドローンで、GPS と GLONASS の測位システムに対応するほか、前方と底部にデュアルアイ式のビジョンセンサーを搭載しており、前方の障害物を検出・回避できますし、ホバリングはとても安定します。
カメラは 3 軸の機械式ジンバルと 1/2.8 インチ 1,200 万画素カメラ(FOV78.4 度、35mm 判換算 27mm のレンズ)で構成されており、動画は最大 4K@60fps で撮影可能。
スローモーション動画の撮影や連射、インターバル撮影、AEB 撮影などの撮影方法にも対応しています。
Power Egg X のバッテリー(11.4V 3,800mAh)では 30 分のドローンフライトが可能で AI カメラモードにすると 3.5 時間の連続撮影が可能です。
他にも、ドローンに初めて導入されるという特許取得ずみの「SyncVoice」技術により、Power Egg X で撮影した動画に手元のスマホマイクで録音した音声をワイヤレス転送し、映像と同期された状態で音声を合成することができます。
Power Egg X は全天候型ドローンと呼ばれていますが、防水パーツや離着水用のフロートが付属するのはウィザード版のみですのでご注意ください。
Source : Power Vision

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