Samsung、画面自体折りたたみ式の新スマホ「Galaxy Z Flip」を発表
Samsung は米国時間の 2 月 11 日に Galaxy S20 シリーズを含む新製品の発表会で第二のフレキシブルディスプレイを採用した折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Flip」を発表しました。
Samsung は昨年発売した Galaxy Fold でフレキシブルディスプレイを用いた全く新しいコンセプトの折りたたみ式スマホジャンルを開拓し、発売までに紆余曲折ありながらもユーザーからの根強い支持と継続を求める応援を受け、Galaxy Z としてシリーズ化。
Galaxy Z Flip はその第一弾モデルとなります。
Galaxy Z Flip は 2 月 14 日より順次発売される予定です。
Galaxy Z Flip は 21.9:9 アスペクト比の 6.7 インチディスプレイ(2,636 x 1,080 ピクセル)を備え、上下方向に折りたたむことができます。
こうした折りたためる構造は大画面スマホなのに手の中やポケット、バッグにすっぽりと収まる抜群の携帯性を提供するだけでなく、ノート PC のように自由に角度を付けて保持できる仕組みなので、角度を付けた状態でデスクやテーブル、膝などの上に置いて使用することもできます。
ハンズフリーでビデオ通話や自撮りが可能、横向きに立てて動画を視聴することもできます。
Galaxy Z Flip の面白い機能が角度を付けている間は上下で画面が分割され、上の画面で写真や動画を観ながら下の画面でそのアプリを操作したり、また、上の画面でカメラのプレビューを確認しながら下の画面でカメラモードやフィルター、カメラの設定を変更できるなど、折りたたんでもアプリが使いやすくなっています。
角度を付けて置けばそれはもう三脚撮影と同じなので、手ブレを心配する必要がなく、また、テントのようにして置けば様々なアングルで撮影できます。
Galaxy Z Flip では端末を置いて撮影しても 16;9 アスペクト比で撮影できることから写真や動画が縦撮りとなることを回避できます。
Galaxy Z Flip の背面には 1.1 インチのサブ画面が搭載されており、サブ画面では一度に日付や時刻、バッテリー残量、着信や通知を確認することができます。
Galaxy Z Flip の詳細なスペックについては、7nm プロセスの 64bit オクタコアプロセッサ(2.95GHz+2.41GHz+1.78Gz)、8GB RAM + 256GB ROM、背面に広角・超広角の 1,200 万画素デュアルカメラ、前面に 1,000 万画素カメラ、3,300mAh バッテリーを搭載しており、eSIM と Nano SIM、LTE Cat 16 / 13(下り最大 1Gbps / 上り最大 150Mbps)、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth 5、NFC などに対応しています。
筐体サイズは閉じた状態で 87.4 x 73.6 x 17.3mm、開いた状態で 167.3 x 73.6 x 7.2mm です。
重さは 183g となっています。
カラバリはミラーパープルとミラーブラックの 2 色。
Galaxy Z Flip の韓国での価格は 165 万ウォン(約 154,000 円)なので、Galaxy S20 Ultra よりもさらに高価な端末となります。
Source : Samsung
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