切断された神父の耳がクッキーになりました 『続・荒野の用心棒』デジタル・リマスター上映で“アンチクライスト菓子”プレゼント[ホラー通信]

『続・荒野の用心棒』ジョナサン神父の耳クッキー

1966年製作のマカロニ・ウエスタン映画『続・荒野の用心棒』デジタル・リマスター版が現在上映中。本作を手掛けたセルジオ・コルブッチ監督の没後30周年にちなみ、2月15日(土)のシネマート新宿にて、同監督作『豹/ジャガー』『殺しが静かにやって来る』の2作品の特別上映イベントが実施される。

当日の来場者プレゼントがなんとも攻めている。3作品各回の先着50名に、ホラーお菓子で人気を博す「中西怪奇菓子工房。」特製のアンチクライスト菓子“ジョナサン神父の耳クッキー”がプレゼントされるのだ。このクッキーは、『続・荒野の用心棒』でジョナサン神父の耳が切断されるシーンをイメージしたもの。該当のシーンは予告編でもご覧いただくことができる。

当日会場に足を運べない方は「中西怪奇菓子工房。」のオンラインストアでも購入可能。2月16日(月)から販売開始で、価格はお求めやすい1個200円(税込)。ぜひとも本編の該当シーンを観ながらサクサクポリポリといただきたいものである。

「中西怪奇菓子工房。」 https://mogitoru.com/

また、当日3作品すべてを鑑賞すると、映画のスチール写真から作られた特製ポストカード3枚1組がプレゼントされる。

『続・荒野の用心棒』は、お行儀の良いハリウッドの西部劇とは全く異なる、荒唐無稽なまでに強烈で残酷な描写と娯楽優先主義で大ヒットした伝説の作品。その反面、過酷な描写によって各国で上映禁止や年齢制限を受けた過去を持つ。本作に登場するジャンゴは、反骨心と虚無感、粘り強さと体制に立ち向かう姿に世界中の若者が憧れ、今も語り継がれる究極のヒーローとなった。クエンティン・タランティーノは『レザボア・ドッグス』で本作の耳切断シーンにオマージュをささげ、『ジャンゴ 繋がれざる者』では本作のオープニング・クレジットをそのまま再現している。

シネマート新宿 2月15日(土) タイムスケジュール
『続・荒野の用心棒〈デジタル・リマスター版〉』16:10~
『殺しが静かにやって来る』18:10~
『豹/ジャガー』20:20~

(C) 1966 – B.R.C. Produzione Film (Roma-Italia) Surf Film All Rights Reserved.

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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