【言われてみれば気になる】ドン・キホーテのテーマソングって 誰が歌っているの?
言わずと知れた日本最大級の激安ディスカウントストア「ドン・キホーテ」食料品、日用品、家電用品などバラエティに富んだ豊富な品揃いと圧倒的な安売り価格で長きに渡って大衆に親しまれている素敵なお店。
日本国内で親しまれているだけでなく、海外から日本に観光でやってきた人がお土産を買う定番のお店としても知られるようになり、今やドン・キホーテは日本を代表するディスカウントストアに進化を研げている。
所狭しと並べられた大量の商品達を横目に狭い通路を通っていると本当に宝探しをしている感覚に陥り、物色しているだけでも何だかワクワクしてしまう。ドン・キホーテにはそんな不思議な魅力があるように感じる。
あのように物をギュウギュウに敷き詰めた陳列方法は「圧縮陳列」と呼ばれ、買おうと思っていない商品にも手を伸ばしてもらおうという意図があるのだとか。
ドン・キホーテのもう一つのワクワク要素と言ったら店内でひっきりなしに流れている例のテーマソングではないだろうか。前回紹介した富士サファリパークのCMソングと同様に、キャッチーなメロディーに乗せて軽快に企業名を歌い上げるあの手の曲はとにかく耳に残りやすく、つい口ずさんでしまう。
ところであの曲は一体どんな歌手が歌っているか?
誕生の背景にはどういった経緯があったのか?
今回も調べてみました。
歌っていたのはドン・キホーテの社員さん!?
正式なタイトルは「Miracle Shopping ~ドン.キホーテのテーマ~」歌声の正体は「田中マイミ」さんという女性。実はこの御方は元ドン・キホーテの本社部署の本部長、後子会社代表取締役を務めていた経歴を持つ大変偉い人だったのだ!何よりスタッフの方が直々にボーカルをやっていたことに驚き。
※現在は独立し、コーチング技術を使った、企業コンサル、エグゼクティブコーチング、企業研修、セミナーなどを軸とした会社、フューチャービジョン・ラボを設立している。
実は田中さんはもともとミュージシャンだった。独学で作詞作曲もこなしており、ビートたけし、川島なお美、元ピンクレディー増田惠子、稲垣潤一らに楽曲提供を行った経験を持つ。
しかし、当時は生活には困窮してしまい、「ドン・キホーテ」府中店で94年にアルバイトを始めた。そこで田中さんは電機、アパレル、高級ブランド品……と担当する売り場売り場で記録的売り上げ増を達成。社内でも有名な存在となって、創業者の安田隆夫会長から直接スカウトされて社員となってしまうのだ。
ちなみにドン・キホーテの各店舗で目にするジャングル風のディスプレイも田中さんの提案によるもの。ある日、ドンキの特色を更にアピールする為、田中さんは上司にテーマソングの作成を提案したところ「ミュージシャンなのだから自分でやってみては」と逆提案され自ら作詞作曲と歌手を務めることとなった。
田中さんは「ドンキって、お祭り空間というか、入った瞬間にノレると思うんですよ。たとえば、ハイブランドのアイテムを買うのでも、ドンキならラフな格好で気軽に来られる。ふらっと来て衝動買いできる、そんなノリを音楽にしたかった」と曲作りの際に描いていた構想を語っており、そこから「♪ドンドンドン」という、あの軽快なリズムに乗せた曲が完成したのだ。
ちなみにこの曲は意外にもカラオケで歌うと非常に盛り上がります。
【出典】「ライブドアニュース」:2017年6月12日https://news.livedoor.com/article/detail/13189209/「MASHING UP」:2013年8月1日https://www.mashingup.jp/2013/08/031403career_donki.html「田中マイミ プロフィール」https://futurevision-lab.com/profile/
(written by 虫歯太郎)
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