嵐の方向性巡りファン分裂!「文句ばっかりでうんざり。20年頑張ってきたんだから好きなことを気が済むまでやったらいい」

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最近のアイドルグループ・嵐の動向にファンの感情が揺れ動いている。

昨年2019年11月にデビュー20周年を迎え、今年2020年末でグループの活動休止を発表している嵐。

20周年という節目を機に、ジャニーズデビューグループ初となるSNSを複数開設したり、嵐初のデジタルシングル「Turning Up」をリリースするなど、ここにきて新たな挑戦を続けている。

メンバーたちは20周年のアニバーサリーコンサートツアーにて「まだまだやりたいことがある」と語り、櫻井翔は「数々のチャレンジをしていくので、もしかしたら“ついていけない”と思う人もいるかもしれない。それでもついてきてほしい」、大野智も「絶対に最後までみなさんついてきてください」、松本潤も「世界中に嵐を巻き起こす。これを本気でやりたいと思っています」と述べた。

嵐が世界に目を向け発信したのが、デジタルシングル「Turning Up」であり、MVのロケはアメリカのロサンゼルスで行い、海外のダンサーも多く登場する。続く12月には、嵐のデビュー曲をリプロダクションした「A-RA-SHI : Reborn」をリリース。海外のクリエイターが参加し、歌詞も8割が英語となっている。


A-RA-SHI : Reborn [Official Audio]
https://youtu.be/DOzNWs1_zB0[YouTube]

そして、今年1月24日にリリースされたのは、世界トップクラスのDJ・R3HABがリミックスを手掛けた「Turning Up (R3HAB Remix)」。こちらもMVには外国人ダンサーが踊る姿が映し出されている。

実は今挙げた3曲について、一部の嵐ファンからは評判があまり良くない。エフェクトのかかった歌声や、これまでと異なる曲調、そしてデジタルリリースのみでCDの発売がないことに、寂しさや戸惑う声も多い。「Turning Up (R3HAB Remix)」のMVはダンサーのみ踊り、嵐はダンスシーンがないこともまたファンから残念といった声があがった。

それぞれのリリース後にはTwitterなどに一部のファンからの悲痛なコメントが流れ、公式SNSを解禁したことで、

・これを出す必要性はあったんでしょうか? 一回見て聴いたらもういいやって感じです。
・最近の嵐の曲は良いと思えない。韓流アイドルのようでがっかり。
・嵐が大好きなだけに、初めて最後まで見れないMVでした。
・嵐さんが段々と遠い存在になってきたように感じます。私達はシンプルに嵐さん5人だけが見たい。配信よりも、CDやDVDが欲しい
・ARASHIとして海外進出を試行錯誤してやるより、嵐としてファンと向き合って貰えませんか?あと1年も無いんです。

など、直接嵐のTwitterやInstagramにもコメントが多数書き込まれている状況だ。

もちろん否定的な意見ばかりではなく、特にYouTubeには好意的なコメントも多いが、一部のファンから「ついていけない」という思いが溢れているのも事実。

この現状に、嵐のデビュー当時からのファンであるA美さんは、「新しいチャンレジを発表するたびに、嵐が変わってしまったなどSNSには文句のような否定的なコメントが流れてきて、もううんざりしています……。Twitterでフォローしていた人も、いつも有益な情報をいただけるので感謝していたのですが、最近の嵐に対してネガティブなコメントが増えてきたので目に入るのがつらくて泣く泣くフォローを外しました」と語る。

「確かに、あと1年しかない、これまでの楽しい嵐をいつものように見せてほしい、という気持ちはわかります」と理解を示したうえで、「それでも、20周年ツアーができるかわからなかった、と松潤もドキュメンタリーで明かしていたし、20年間笑顔と元気をもらって、アニバーサリーまできっちり……、あ、二宮さんは違いますが。他の4人はアニバーサリーツアーを1年以上という長期間をかけてきちんとやり遂げた、感謝の気持ちをファンに届けてくれました。休止までの時間が決まって、残りの時間で何をやりたい?って忙しい彼らが出来る中で、リミックスでも新しい挑戦でも何でも、20年頑張ってきんだから好きに嵐の気が済むまでやったらいいよ、と思っています。もともと挑戦的な嵐が好きだったので、残りの時間をファンのためだけに活動するのも何か違う気がします」と、現状の活動にも肯定的だ。

「これまでどおりの嵐を見ていたいだけ、という人がわがままだとは思いません。でも、『VS嵐』や『嵐にしやがれ』は続けてくれているし、“Turning Up”に関してはオリジナルのダンス満載のMVに加えて、本人による振り付け動画も公式である。忙しい中、嵐はここまで供給してくれているので、単純にすごいな、と感じています。夏までは新国立競技場でのコンサートや東京オリンピック関連で埋まっていて、今年のスケジュールはもうほぼ決まっているのだろうと思います。だから出るものをいちいち否定していても仕方ないのでは……、と感じていて。新しい情報が出てワクワクしながらSNSを開くと、雰囲気が悪くなっていたりネガティブな言葉が並んでいる。残り1年しかない嵐の活動を見守りたいだけなのに、SNSを見ると苦しくなりつらい。新CMなど毎日のように嵐の情報がありすぎて情報を拾うためにSNSはやめられないし、ファン同士で知らぬうちに傷つけ合うのは避けたいですね……」と、ファンならではの心情を吐露した。

「嵐はシングルCDを57枚、アルバムを16枚も出していて、コンサートで歌えていない、埋もれている曲もあるほどです。デジタルになり変わってしまった、と嘆かれていますが、これまでだって変化はあった。私だってデビュー初期のバンドサウンドの楽曲が大好きで、コンサートだって初期のバンドを従えていた頃が好きでした。それからタイアップも増え、コンサート会場も大きくなったりで今のエンターテイメントに特化した嵐になっていますが、それはそれで素敵だと思えるし、すべて変わらないものはないというのも現実。自分の好みの楽曲を楽しみつつ、嵐にはここまで続けてくれたということに今は感謝の想いです。もちろん寂しいし、もはや人生の一部みたいになっているので来年のことを考えると不安に襲われるくらい怖いですけど」。

今後も世界に向け新しい発信を続ける可能性がある嵐。残りの期間、ファンが少しでも笑顔になれる時間が多いといいのだが……。

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