ユーザー投票で設定が決まる!? 西友が“民意反映型CM”制作キャンペーンを開始
出演者はエスパー? それともマフィア? 投票が終わるまではどんなストーリーになるのか誰にもわからない! 西友は、生活者の声をダイレクトに反映させる“ソーシャルCM”を制作する『民意反映型コマーシャル SEIYUソーシャルCM』キャンペーンを8月1日より開始。9月には、ユーザー投票の結果をもとにしたCMが放映すると発表しました。
同CMの主人公は、西友の擬人化キャラクター『サゲイスト』。2012年6月にどこからともなく現れてハンパない値下げする「愛のネサゲ攻撃」で奥サマ方をメロメロにしたニューヒーローで、国籍、年齢、素顔など、いまだ謎のベールに包まれた存在です。
今回のキャンペーンでは、「誰が、どこで、どのような場面で、サゲイストが何をサゲるのか」をユーザーが投票。その結果に基づいた設定で“民意反映型CM”を実際に制作するという前代未聞のユニーク企画です。
ユーザーが選べる設定は「出演者」「舞台」「状況」「演出(下げるもの)」の4項目。出演者は「主婦」「力士」「マフィア」「エスパー」「海女」、舞台は「ラーメン屋」「土俵」「採石場」「床屋」「スポーツクラブ」など10か所、状況は「ケンカ中」「ダンス中」「号泣中」「合コン中」など10場面、「演出」は「穿いているモノ」「戦闘能力」「まゆげ」「ファスナー」「タライ」など10パターンから選べます。
たとえば、どんなCMになる可能性があるのかを試してみましょう。
・「力士」が「ラーメン屋」で「号泣中」に『サゲイスト』が「タライ」をサゲる。
・「海女」が「床屋」で「合コン中」に『サゲイスト』が「値段」をサゲる。
「ほ、ほんとに、ユーザー投票で決めちゃって大丈夫!?」と心配になりますが、西友はどこ吹く風。「一方的につくられているCMに満足ですか?」「つくりましょう!未だかつてない新時代のCMを!!」とテンション高めです。そこまで言うなら「私たちが“見たいCM”」を作っていただくしかありませんね。
西友は、これまでも『Twitter』上で寄せられた声に基づいて商品値下げを行う『サゲリク』キャンペーンを実施するなど、SNSを通じたユーザーコミュニケーションを積極的に行っています。今回のキャンペーンも、投票内容は『Facebook』『Twitter』でシェア可能。友だちを誘って、アナタも奇想天外なCM作りに一石を投じてみませんか?
民意反映型コマーシャル SEIYUソーシャルCMキャンペーン
期間:2012年8月1日(水)~8月14日(火)
特設サイト:http://www.sageist.jp/
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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