【写真】福島第一原発から3キロ圏内にある小学校――大熊町立熊町小学校
警戒区域内の現在の様子を写真で伝えます。
大熊町立熊町小学校
熊町小学校は東京電力福島第一原発から3キロ圏内にある小学校だ。
福島第一原発の1号機と4号機が立地する大熊町は、1954年に大野村、熊町村の二つの村が合併してできた町だ。
町に二つあった小学校は現在もかつての二つの村の名前、大野小学校、熊町小学校の名前を冠している。
大熊町が誕生した13年後に福島第一原発1号機が着工した。
熊町小学校は、外観を見る限り地震の影響は感じられなかった。
体育館の入り口。避難所として使われたのか、床に敷かれたブルーシートが見える。
入り口の駐輪場、ほぼすべての自転車が倒れていた。
校庭から校舎を見る。こぢんまりとしていい建物だ。
校舎入り口の石碑「たくましく」
校庭。運動場のトラックに雑草は生えていなかった。
町には、原子力センターという社会科見学施設が存在し、双葉郡の子供たちは、一度はここで発電の仕組みなどを見学する。
モニタリングポストが設置されていた。結構線量が高い。
7月下旬のある日の線量は、約17μSv/hだった。
※「原発20キロ圏内のリアル」は、福島第一原発警戒区域20キロメートル圏内の現在の姿を写真とともにお届けする連載企画です。
連載「原発20キロ圏内のリアル」で福島第一原発警戒区域20キロメートル圏内の現在の姿を写真とともにお届けします。
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