日本中で1400万にもが悩んでいる！EDの原因と治療の実態とは。

ED治療専門クリニック「浜松町第一クリニック」の竹越昭彦院長が実施した調査によると、男性の20～79歳におけるEDの有病者数は、軽度型が約1411万人、中等度型は約720万人、完全型は約680万人にのぼることがわかりました。
このED有病者数調査は21年前の1998年の実施以来、一度も行われておらず、EDに悩む数多くの患者が来院する浜松町第一クリニックではその実態を知るべく、1999年のバイアグラ日本販売開始から20年の節目である2019年に大規模調査を行いました。
【調査概要】集計期間：2019年11月18日～21日調査方法：インターネット集計調査対象：全国の20～79歳(5歳刻み)男性合計2000名●2019年データ(全国推計)について：平成31年1月1日住民基本台帳年齢階級別人口に有病者割合を掛け算出●1998年調査についての引用元：「医学のあゆみ201巻6号：わが国におけるEDの疫学とリスクファクター：丸井　英二」※本調査は、人口構成比に基づき年齢別に割り振った日本全国の男性20～79歳、2000人を対象に調査を行いました監修：浜松第一クリニック　竹越　昭彦院長
参照　http://www.atpress.ne.jp/news/201563
 　 
 これは以前に調査のあった1998年と今回の2019年の調査を比較した図です。軽度型EDと中等度型EDの割合は減っているものの、完全型EDは倍以上に増えていることが伺えます。中等度型以上に注目してみると、1998年の調査では約1130万人なのに対して、2019年の調査ではED有病者が約174万人も増加しており、その数は約1304万人にのぼりました。※1998年の結果との比較に使用されている2019年データは全ての結果から20代（約96万人）を除いたものです※20～79歳におけるEDの有病者数は、軽度型が約1411万人、中度型は約720万人、完全型は約680万人

また、世代別の有病者数を見てみると20歳代の中等度型以上が14.6％、30歳代では13.5％という結果になっており、現在、若年層（20～30歳代）の7人に1人が深刻なEDの悩みを抱えているようです。
有病者数の増加は、人口の高年齢化も背景にありますが、若い世代でもこれほど多くの人が悩みを抱えている以上、高齢者だけの問題であるとは決して言えません。
 ではこの21年の間でED有病者が増加したのにはどのような原因があるのでしょうか。調査によって、EDの原因だと思われる事柄が多く挙がりました。中でも気になるのが「精神的ストレス」。過度なストレス社会だと言われる現代においては、「ストレス」がEDのみならずありとあらゆる病気の原因になっている可能性もあります。また、EDには糖尿病や高血圧症といった生活習慣病も深くかかわっているので、飲酒や睡眠不足などと言った身体的な不調もEDの原因のひとつとして考えられています。 
また、今回の調査では医療機関の受診率が低いことも明らかになりました。中等度型以上の患者のうち実際に医療機関で受診したという方は594人中43人で、わずか7.6％という結果に。また、治療薬を服用した経験について、服用したことがある人の29.1％が個人輸入で、10.5％が友人・知人づてと、医療機関外から入手しているという点が目立ちました。
これらの結果のように、現代日本ではかなり多くの人がEDについて深刻に悩んでいることがわかりました。EDは年齢に関わらず多くの人にとっての問題であり、非常に繊細な問題であるがゆえに、医療機関に足を運ばない方も多いようです。しかし、自己診断で薬を服用することでは問題の根本的な解決にはなりにくく、それこそがED患者の増加につながっているとも言えるでしょう。
少しでもEDについて悩んでいるのであれば、医療機関の受診を強くお勧めします。

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