半年かけて入念に準備したアニメ「眠れる森の美女」でプロポーズ 成功か自爆か
ロマンティックなプロポーズを夢見る女性はどこの国でも多いものです。公の場でドラマティックなプロポーズをするのをいとわないアメリカ人は多いのですが、時にお互いの思いが噛み合っておらず、プロポーズをした男性が女性に断られ、自爆してしまうこともあったりします。
アメリカで映画館を舞台にしたプロポーズが話題となっているのでご紹介します。
Sleeping Beauty Proposal (Original!)(YouTube)
https://youtu.be/I1TZWzf3Fqk
舞台となったのは米マサチューセッツ州ブルックラインのクーリッジコーナーシアターという映画館です。半年もの時間をかけて用意周到にプロポーズの準備をしてきたのは、ブルックライン出身で現在はカリフォルニアで映像制作の仕事をするLee Loechlerさん。オーストラリア人のイラストレーターと共同制作した「眠れる森の美女」には、LoechlerさんとガールフレンドのSthuthi Davidさんが描かれています。
高校時代からLoechlerさんと付き合っているDavidさんは、バージニア州シャーロッツビルのバージニア大学で常駐医師として仕事をしている女医さんです。スクリーンに映るオーロラ姫が自分と似ているのに気づいていぶかしげな表情を見せます。
フィリップ王子はというと、ボーイフレンドのLoechlerさんそっくりです。このあと何が起こるかまだわかっていないDavidさんですが、なにかがおかしいことには気付いた様子。
スクリーンにエンゲージリングが。
映像の中のフィリップ王子がエンゲージリングを投げると、Loechlerさんが本物のエンゲージリングを手に片膝をつきました。さぁ、プロポーズの瞬間です。どうか自爆しませんように。
映画館にいた観客が全て2人の知人や友人だということに気付き、さらに驚くDavidさん。
「心から愛してる。心室、心房、弁も含めてね。彼女は心臓の専門医なので。僕と一緒に幸せに生きてくれませんか?」というプロポーズの言葉に対する返事は……「はい!」
おめでとうございます。外堀をかためられても、アメリカ人は平気でノーと言える人たちなので、自爆しないでなによりです。
幸せが伝播したようで、映画館の中は笑顔でいっぱい。
エンディングには、新しい人生の始まりを意味する“The Beginning”の文字が。末永くお幸せに。
と思いきや、自爆してプロポーズ失敗になった場合に上映されるはずのシーンがスクリーンに。プランBもちゃんと用意していたんですね。こちらは思いがけない自爆だったようで、照れ隠しにひたすら頭をかくLoechlerさんでした。
※画像:YouTubeより引用
https://www.youtube.com/watch?v=I1TZWzf3Fqk
※ソース:
https://fox6now.com/2020/01/13/man-spent-6-months-re-animating-sleeping-beauty-to-create-an-unforgettable-wedding-proposal/
(執筆者: 6PAC)
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