古代のロマンと自然の神秘を感じる世界遺産4選
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カンボジア・アンコール遺跡群
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カンボジア・シェムリアップにあるユネスコの世界文化遺産に認定されているアンコール遺跡群。アンコールワットの遺跡が有名ですよね。
カンボジアの国旗にも描かれているこのアンコールワットだけでなく、観世音菩薩の巨大な顔がたくさんあるアンコールトムや映画「トゥームレイダー」のロケ地ともなったタ・プロームなど、有名な遺跡がいっぱい。
それぞれの遺跡はトゥクトゥクなどで巡るのが一般的で、遺跡の周辺は林で覆われているので、ふと木の隙間から顔を出す遺跡が冒険心をくすぶります。
遺跡群の中でも特におすすめなのが、アンコールワットから約8kmほど離れた場所にあるタ・プローム。12世紀後半に仏教寺院として建てられたこの建物は、ガジュマルのような大木・スポアンが絡みつき密林に佇む遺跡なので、まさに歴史と自然のパワーを感じられる場所!
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冒険難易度:★
アンコール遺跡群があるカンボジア・シェムリアップは、バンコクからツアーも出ていますし、最寄りのシェムリアップ国際空港発着の路線も多くあるのでアクセスしやすい世界遺産の一つでバックパッカー初心者やさほど旅慣れていない人でも訪れやすい場所です。筆者の初めてのバックパッカー一人旅ではバンコクからのツアーを使ってアンコール遺跡群へ行きました。
メキシコ・古代都市チチェンイツァ
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リゾート地として有名なカンクンがあるメキシコ・ユカタン半島北部にある遺跡、チチェンイツァ。世界文化遺産として登録され、未だに多くの謎が残るマヤ文明の古代都市です。
チチェンイツァはマヤ語で「イツァ族の泉の湧き出る所」という意味があり、マヤのピラミッドとも言われるカスティーヨ、天文台、生贄の儀式が行われていた戦士の神殿や、サッカーのようなスポーツが行われていた球戯場などがあります。
チチェンイツァは近くの街から約10kmほど離れていて、森林の中にある遺跡なので、道中はジャングルの中を走り抜けているようでワクワクが止まりません!
建造物は壊れている部分はあるものの、カスティーヨに初め、どの建物も原型の留めているので目を閉じるとなんだかマヤ文明が栄えた時代にタイムスリップしたような気にさせてくれる遺跡です。
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冒険難易度:★★
チチェンイツァはカンクンからバスで3時間ほど。バスターミナルからチチェンイツァ行きに乗れば良いので、ツアーなどに申し込む必要はなく、個人でも気軽にアクセスできます。日本から直行便はないので、乗り継ぎが必要ですがリゾート地なので路線も少なくはないです。チチェンイツァメインというより、カンクンに面するカリブ海は海がとても綺麗なので、ビーチを楽しみ、日帰りでチチェンイツァへ!なんてことが可能です。
トルコ・ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
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トルコのカッパドキアにある岩窟群やギョレメ国立公園はなんと世界自然遺産であり、文化遺産でもある世界複合遺産に認定されている珍しい遺産です。
そんなカッパドキアは世界複合遺産に認定されるのもうなずけるほどの絶景が広がる場所。火山から流れ出た溶岩が台地を作り、風雨によって現在のような岩山のような形になったそうです。
そんな地形を利用して、人々が手を加え地下都市や、教会、要塞などを作り出したカッパドキアはまさに自然と人間の技術の融合体。
車やレンタサイクル、徒歩などで国立公園内や岩窟群を散策できるのですが、ここは本当に地球なのかなと疑うような異世界が広がっています。複合遺産に認定されるのも納得!
夕暮れ時のカッパドキアの町はまさに絶景!
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冒険難易度:★★★
カッパドキアへはイスタンブールなど、主要な空港からのアクセスとなります。カッパドキアには魅力的な見所が本当にたくさんあり、一日では回りきれないほど。2、3泊するのがおすすめです。ツアーなどに参加するのも良いですが、絶景を堪能しながら自分で散策したいですよね。筆者はレンタサイクルを借りて散策していたのですが見所が散らばっている分、気力と体力が必要でした。なので自力で観光などする場合はちょっと気合いが必要かもしれません。でも、その分絶景を全身で感じられて、冒険してる感じを味わえます!
ペルー・マチュピチュ歴史保護区
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山の中に佇む天空都市マチュピチュ。インカ帝国時代の都市で、神殿や畑、水路に囲まれています。建物は石を積み重ねて合わせてできているにも関わらず、昔のままの原形を留めているとても貴重な遺跡です。
山裾からは見れないような高地に造られたため、マチュピチュから眺める景色は360度山と言っても良い程。また、マチュピチュが建設された理由はスペインの侵略から財宝を守るために造られた説や最後の砦だった説などなど、未だはっきりしておらず謎の多い遺跡でもあります。まさに自然とロマン溢れる遺跡!もちろん世界複合遺産に認定されていますよ。
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冒険難易度:★★★★★
マチュピチュにアクセスするにはまず標高3399mに位置するクスコへ行かなければいけません。ツアーでも行けますが、首都リマから飛行機にしろ、バスにしろ、高山病になる可能性もある高さです。クスコから3時間ほどかけてマチュピチュの麓にある村まで行き、そこからバスでマチュピチュに向かいます。山道をバスで駆け上がり、マチュピチュの周りは山だけなので自然と共存する遺跡ということを実感します。こんな山奥に都市があることの不思議さと神秘さに思わず2日連続訪れてしまう程でした!
世界遺産と聞くと、歴史的建造物だけを想像力しがちですが、実はこんなにも自然と共存し、魅力的な遺産がたくさんあるのです。
ぜひ自然の雄大さとロマンを感じに世界へ飛び出してくださいね!
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