【原発20キロ圏内のリアル】人のいない街に灯りがともる―JR浪江駅(浪江町)
東京電力福島第一原発から20キロ圏内の警戒区域のなかに存在するJR常磐線の駅をひとつずつたずね、駅とその周辺の今の様子を紹介していく。最後に紹介するのは浪江町にある浪江駅だ。
JR浪江駅(浪江町)
この駅周辺は、夜になると街灯がつく。
無人の町に灯りがともるのを見るといつも不思議な気持ちになる。
駅も、夜になると電灯がつく。駅のトイレの水は流れない。
駅ロータリーには「安心して暮らせるやさしい町」の標語があった。
駅前の新聞販売店の自動販売機は現在もお金を入れると缶ジュースが買えるが、すべて賞味期限切れだ。
駅を背にして六号線に向かう道。東北電力の供給による街灯がつく。
浪江やきそばのお店「縄のれん」前。奥の家が崩れている。
※「原発20キロ圏内のリアル」は、福島第一原発警戒区域20キロメートル圏内の現在の姿を写真とともにお届けするガジェット通信連載企画です。
連載「原発20キロ圏内のリアル」で福島第一原発警戒区域20キロメートル圏内の現在の姿を写真とともにお届けします。
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