姿を現さない『謎の女』 秋元司議員逮捕で次第に膿が出てきたか IRカジノ構想に食い込もとしたアヤシイ団体

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姿を現さない『謎の女』 秋元司議員逮捕で次第に膿が出てきたか IRカジノ構想に食い込もとしたアヤシイ団体

昨年末に自民党の秋元司議員が、中国企業から収賄した容疑で逮捕され、他に5人の国会議員が、100万円ずつを受け取った嫌疑で捜査されている。この国の国会議員がいとも簡単に、外国企業から賄賂を受け取る実態が明らかになったのだ。
 
IRカジノ構想に参入しようとして国会議員に贈賄した中国企業以外にも、永田町の周辺には中国関係の怪しげな会社や団体が暗躍している。
 
『(社)日中友好文化交流促進協会』も、そうした怪しい団体の一つだ。
 
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同団体のホームページには、会長・河村建夫衆議院議員、会長代理・岸田文雄衆議院議員、理事には渡辺博道衆議院議員、小渕優子衆議院議員、土屋品子衆議院議員、秋葉賢也衆議院議員、木原誠二衆議院議員の名前が記載されている。
 
だが、古くからある日中友好団体に聞くと、「最近創設された団体だと思う」「当団体とは全く交流はない」という答えが返ってきた。中には「私の勉強不足かも知れないが、名前すら知らなかった」という回答もあった。
 
『日中友好文化交流促進協会』のHPには、「今回私共日中友好文化交流促進協会がここに加わり、日中友好8団体となりました。」と、同団体が世間に広く公認されているかのように記載されている。
 
「勝手に名乗っているだけで、1月8日に中国大使館で開かれる新年会にも招待されていないはず」(他の日中友好団体の関係者)という声もある。
 
とは言え、7人の国会議員が役員に名前を連ねる以上、かなりの政治力のある者が背後にいるはず。そこで注目されるのが、理事兼事務局長の遠藤孝子という女性だ。
 
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『日中友好文化交流促進協会』は、永田町の十全ビルにあるが、同ビルには遠藤女史のTMCオフィス、TMCメディカル㈱もある。どうやら『日中友好文化交流促進協会』は、遠藤女史が中心となって創設された団体のようなのだ。
 
遠藤女史とは、何者なのか。
 
これまでの調査では逮捕歴はないようだが、福岡県の中州でホステスをしていたという話がある。長崎(相互)銀行の頭取と親密になって、巨額の融資を引き出したという逸話を証言する事情通もいる。またフリージャーナリストが取材した裏口入学の記事を、掲載しないように交渉した話や、沖縄のパチンコ店から違法営業のもみ消しを依頼された話が報じられている。
 
遠藤女史と特別に親しいと言われてきたのが、元防衛大臣の久間章夫氏であるが、その久間氏は、守屋武昌防衛事務次官が逮捕された『山田洋行事件』の秋山直紀氏とともに、政界引退後に十全ビルの隣のパレロワイヤルに事務所があるという。
 
それゆえ、防衛問題にも関係してきそうだ。
 
筆者は、昨年末から何度も遠藤女史のオフィスに電話をかけて取材を申し込んだが、本人が出て来ない。そこで『日中友好文化交流促進協会』の役員として登録されている国会議員に質問書を送ることにした。彼らが遠藤女史との関係をどのように説明するか、いずれ報告しよう。(文◎橋本征雄)
 
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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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