ついに完結『ダークナイト ライジング』 “ライジング”の持つ意味とは?
『バットマン ビギンズ』から始まり『ダークナイト』と続き、3部作の完結編となる『ダークナイト ライジング』が7月28日に国内で全国公開される。クリストファー・ノーランが監督を務める前作『ダークナイト』は全世界で大絶賛され、歴代興行収入は『タイタニック』に次ぐ3位となった。
2008年の前作から4年の時が得て、相当なプレッシャーを抱えながら制作された今作。昨日、マスコミ向けに完成披露試写会が行われたので、筆者も足を運び『ダークナイト ライジング』を観てきたぞ。今回はネタバレなしでその感想をここに書きたいと思う。
今作の宿敵はトム・ハーディー演じるマスク野郎ベインだ。前作の宿敵、ジョーカーとの因果関係はないものの、今作もゴッサムシティをめちゃめちゃにしてくれることだろう。オープニングからぶっ飛ばしており、その導入部分は前作『ダークナイト』の強盗シーンを彷彿とさせる物がある。この導入はクリストファー・ノーランのこだわりなのだろうか。
さて、『バットマン』と言えば毎回登場する新たなマシンである。ウェイン財閥の財力をふんだんに使ったマシンが今回も登場が約束されている。すでにネット上のトレーラーで流れているので皆ご存知だろうが、今度の新マシンは空を飛ぶのである。この空飛ぶマシンが劇中でどのような活躍をするのか期待したい。もちろんおなじみのバットポッドやバットモービルも登場する。しかしバットマンと言えば殺生をしないことで有名なヒーローである。戦う時は基本的に拳での肉弾戦になるのである。同じDCコミックでも『スーパーマン』じゃないからね。
またヒロインとしてセリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)が登場。少し魔性が漂う彼女だが果たして味方なのか、敵なのか。
更に意外と大活躍するのがジョン・ブレイク(ジョゼフ・ゴードン=レビット)である。彼がどのように活躍するのかも是非注目して欲しい。ついでにアン・ハサウェイのプリプリしたお尻も見もの。
『ダークナイト ライジング』は邦題であり、他国では『The Dark Knight Rises』と言うのをご存知だろうか。国内も当初は「Rises」で行こうとしたのだが、しっくり来なかったため「ライジング」になったようだ。「Rises」は「上る」と言う意味があるのだが、この意味はかなり作品に関係してくる。どう関係してくるのかも、劇中でハッキリするはずだ。
今作は前作よりも長い165分なっている。しかし中だれがなく、長さを感じさせない中身の詰まった作品だ。7月28日より全国にて公開開始の『ダークナイト ライジング』。純粋な『ダークナイト』の続編なので前作をまだご覧になっていない方は予習も含めて『ダークナイト』を観ておくと良いだろう。
『ダークナイト ライジング』
7月28日(土)より丸の内ピカデリー他 全国ロードショー
<7月27日(金)先行上映決定!>
公式サイト:http://www.darkknightrising.jp
公式ファンページ:http://www.facebook.com/darkknightrising
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ワーナー・ブラザース映画配給
(c)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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