パナソニックとコーセーがパーソナライズ提案を実現したストアをオープン

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パナソニック株式会社が、株式会社コーセーと連携し、「Maison KOS」に、開発中の「Snow Beauty Mirror」を導入。「Snow Beauty Mirror」によって、肌分析や使用する化粧品等のパーソナライズ提案が可能にしている。

・デジタルと体験の融合

「Maison KOS」は、コーセーの展開するブランドを取り揃えたコンセプトストア。化粧や美容に関わる新たなソフトウェアやハードウェアをブランド横断型で試すことができ、デジタルと体験を融合させた新しいコミュニケーションの形を提供している。

今回、「Snow Beauty Mirror」が導入されたことで、顧客へのパーソナライズ提案を実現。デジタルカメラなどで利用される顔認識技術や、画像処理技術を使用した「肌分析機能」や遺伝的アルゴリズムにパナソニックの画像処理技術を掛け合わせた「理想顔システム」が搭載されている。

・最新技術がメイクアップの手助け

「肌分析機能」は、鏡の前に座った顧客の肌状態を分析し、瞬時に数値化し表示。鏡の中に埋め込まれた非接触センサーが、肌表面と表面下の状態を検出してくれる機能。デジタルカウンセリングとその分析結果をもとに、コーセーの展開するブランドの商品やサービスからひとりひとりにあった最適なお勧めを知らせてくれる。

また、「理想顔システム」によって、顧客の心の中にあるなりたい“理想顔”を見える化に成功。約50万通りの顔画像パターンを作成し、ランダムに表示した顔画像の中から好みのものを「理想顔」を選択することができ、その顔に近づけるための最適なファンデーションの色味や質感、使用方法を提案してくれる仕組み。

人々のライフスタイルや価値観が多様化している現代では、化粧品に求めるニーズ自体が百人百様。デジタル技術とデータを活用した「Snow Beauty Mirror」のようなパーソナライズ提案は、今後より需要が高まっていくのではないだろうか。

パナソニック

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