浅田次郎作品ドラマ化の“看板俳優”が朗読番組に登場

 『鉄道員』や『中原の虹』などを生み出した日本を代表する作家・浅田次郎さん。その浅田さんの作品を名優の朗読で味わうことができるラジオ番組が、毎週土曜日午後8時からJ-WAVE(81.3 FM)で放送している「DOCOMO SOUNDS OF STORY 〜ASADA JIRO LIBRARY〜」だ。今年4月から放送がスタートし、好評を博しているという。

 7月14日(土)の放送では、俳優・西田敏行さんが満を持して登場。短編集『月島慕情』に収録されている「シューシャインボーイ」の朗読を担当する。

 地銀マンとして働いていた塚田は、違和感を覚えて自ら出世コースを辞退。食品会社「アカネフーヅ」に転職し、ワンマン社長・鈴木の元でお抱え運転手として働いていた。ある日、鈴木の持ち馬であった「シューシャインボーイ」が競馬レースで勝ったものの、鈴木はなぜか祝賀会にも参加せずに車に乗り込み、塚田に新宿に向かうように指示する。2人が向かったのは新宿の大ガード下。そこには初老の靴磨きの男がいた…。

 西田さんは、浅田作品のドラマや映画に数多く出演している、いわば“浅田作品ドラマ化の際の看板俳優”といえる存在だ。「角筈にて」で初めて浅田作品に出演を果たし、「シューシャインボーイ」では、2010年3月にテレビ東京でドラマ化された際に、社長の鈴木一郎を演じた。
 今回、2年ぶりに“再会した”この「シューシャインボーイ」では、ドラマの際に演じた鈴木一郎とは違った役どころでの登場らしいので、その期待は高まる。

 また、番組公式スマートフォンサイトでは過去に放送された作品を聴くことが出来る。7月7日(土)に放送された、女優・池上季実子さんが朗読した「供物」は7月15日(日)まで聴くことができるので、聴き逃した人は是非チェックして欲しい。
(新刊JP編集部)

■番組公式ホームページ
http://www.j-wave.co.jp/original/soundsofstory/

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